2013年3月25日 (月)

恩師の教え

先週、ロースクール在学中にお世話になった憲法の教授が退官されるということで、送別会に行ってきました。

 

平日のど真ん中であったにもかかわらず、ロースクールの修了生を中心に60人程集まったとのことでした。

 

私も在学中2年間にわたってお世話になりましたが、授業外でも学生のために時間と労力を費やすことを全く惜しまない先生で、質問に行けば何時間でも熱心に指導をしてくださり、学生が出すレポートにも非常に丁寧なコメントをくださりました。

 

授業にしても、学生の指導にしても、正直手を抜こうと思えばいくらでも抜けるし、楽をしようと思えばいくらでも楽をできるように思います。

それでも、この教授は常に全力で学生に向き合ってくれる先生でした。

 

送別会で多くの修了生が集まったのを見て、教授がいかに多くの学生に慕われていたのかを再認識しました。

 

 

私は、実務に出てからは、憲法を使う機会はほとんどなく、教授から教わった憲法の知識や考え方を生かす機会はなかなかありません。

 

けど、無償で人のために時間や労力を費やす姿勢や、どんな場面でも手を抜かずに取り組む姿勢というのは、私も仕事をするうえで見習わなければと思います。

 

憲法だけでなく、そんな大事なことも、自らの姿勢で教えてくださっていたんだなと今回改めて気付かされました。

 

卒業後に

学生時代にお世話になった先生方のたいへんさは、自分が仕事をもって始めてわかったかもです。
そんなこともあり、先生方と最近いろんなお話ができるような気がします。

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