いま桜ざかり
満開の桜に降り注ぐしずく。今日は雨の一日ですね。
前回の投稿日、忙しさに紛れて投稿を忘れており、お久しぶりの記事となりました。
毎日の生活にも、これまで知らなかった事実を初めて知る瞬間がたびたびあります。
つい先日、大好きな金柑の食べ方が、実は普通でなかったことを知ってびっくりしました。
金柑と言えば、皮ごと丸ごと口の中に入れるのが流儀だと思っていたのですが・・・皮だけ食べて、中身はほかすのが普通だとか。
う~む、そんなお上品な食べ方があったのかと感心しました。
こんな気づきの瞬間は、弁護士としての毎日にもたくさんあります。
この間、ある刑事事件で、身体拘束をされている被告人について、勾留決定や接見禁止決定を争い、何度か不服申立をしました。
接見禁止というのは、普段の生活では使われない言葉ですね。
つまり、身体拘束期間に、弁護士以外の人とは面会、手紙の交換等をしてはいけない、という決定です。
この決定が出ると、家族であっても、ご本人に会いに行くことや手紙を送ることはできません。
この事件では、結局どの不服申立も通らず、最後に行った接見禁止の一部解除だけが通りました。
30分間の面会ができるようになったことをご家族に告げつつ、やはり、身体拘束から解放するというのは本当に難しいことなのだな・・・と。
これもまた、経験して初めて得られる気づきでした。
昨日接見を終えて警察署からの帰り道。
薄曇りの空のもと、小川の両側に桜並木がつらなり、満開の花山がずっと先まで続いていました。
その光景を見てふと浮かんだ一句。
「会えぬよに なりて気づかん いま桜(はな)ざかり」
気づきの瞬間を大切に、明日も頑張っていきたいと思います。
おつかれさまでした。
子どものころは金柑が苦手だったのですけど、
いけるようになるもんだなと最近思います。
弁護活動、おつかれさまです。
あらゆる経験が糧になるはずですよね!
そうかなあ、金柑は丸ごと食べるのが一番オイシイとおもふ。
そうかなあ、金柑は丸ごと食べるのが一番オイシイとおもふ。
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