2017年3月29日 (水)
少年事件 その後。
頻繁に、ということではありませんが、少年事件を受任することがあります。保護観察で終わる子、少年院に行く子、様々ですが、一人だけ、少年院に行ってからも手紙のやりとりを続けている子がいます。
元々比較的しっかりとした子だったのですが、通数を重ねるごとに文章や考え方がしっかりしてきているのがはっきりと見て取れて、驚いています。
わずか2~3枚の便箋中にそれだけのことが感じられるのだから、きっと直に会って話をしたら、もっとあの子は大人になっているのだろうなぁ。
そんなこんなで、やっぱり可塑性ってあると思うのです。
厳罰化とかいろんな議論はありますが、個人的には子供の可能性や可塑性を信じた方向性に進めばいいなと思っています。
少年の可塑性
少年事件を担当すると、文字どおり「可塑性」ってあるのだ、と実感する先生は少なくないと思います。私もその一人です。やっぱり可塑性ってあると思います。
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