2013年11月6日 (水)
「リーガルハイ2」に関するよもやま話3
「リーガルハイ2」も第4回放送・第5回放送を終えました。
前回のブログで、ドラマには、原作のあるドラマと原作のないドラマが存在していること、この違いには大きな違いがあることを記しました。今回は、そのことを少し書いてみようと思います。
この違いは、ズバリ、原作及び原作者の存在の有無です。
原作及び原作者が存在するということは、その二次的著作物たるドラマにおいても、原作及び原作者に大きく影響を受け、また、限界が存在することになります。
他方で、原作及び原作者が存在することによる安心感もあります。そして、原作及び原作者がいないということは、クリエイティビティを発揮できる半面、限られた期間内での作品を仕上げなくてはいけないというプレッシャーとの闘いでもあります。
さて、「リーガルハイ」は、脚本家が書き下ろすドラマオリジナル作品ですので、原作のないドラマです。
そして、原作がないということ及びテーマが法律に関わることであることから、意外と法律監修が関わっていける範囲も通常よりは広く、シーズン1、スペシャル、今回のシーズン2とクリエイティブな世界にも少し関わらさせていただけており、この点、地味な業務の中でも楽しいと感じる一時です。
クリエイティブ!
室谷先生、ありがとうございます!
少し前の情熱大陸で古沢良太さんの仕事っぷり(?)を見ました。
法律監修プラスアルファの楽しみがあるんですね。
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