2018年3月19日 (月)

専門性と総合性

いつもメディアのことばかり書いてきたのですが、たまには本業のことを書いてみようと思います。

 

私は、企業法務(企業に関する法律関係業務。大企業から中小企業まで)、個人法務(交通事故、相続、離婚、債務整理等)、刑事事件と、それなりに幅広い業務を扱っております。いわゆる専門性というの領域もありますが(メディア関係、知財、労務、不動産)、全般的に色々な業務に携わることで、視野も広くなり、また、幅広い対応ができるのではないか、それがひいては、専門領域の腕の向上にもなるのではないかと思い、「専門性かつ総合性」ということを意識的に行っております。基本的には「たこつぼ化しない」ことを意識しております。

 

ただ、これは、「なんでも屋さん」になりがちな危険性を有していることも事実です。社会の多元化や専門化に伴い、弁護士というだけでは何の専門性にもならないことは事実であり、より専門性を磨いていくべきことは現在の弁護士に求められていることだと思います。そして、各弁護士が専門性を有することはもはや大前提と言ってもよいかと思います。

 

それでも、私は、あえて、「たこつぼ化しない」こともこんなご時世の中でも重要だと思っております。弁護士は「リサーチ屋さん」「契約書作成屋さん」ではなく、代理人となって全人格を投入して依頼者のために闘う存在であることに第一義的存在意義があると思うからです。そのため、幅広く知見・経験を高めることが重要ではないか、そう感じております。

 

とはいえ、専門特化していくことも重要であり、「専門性と総合性」の両立が可能かどうか、このことは色々と試行錯誤していこうと思っております。

 

何よりもクライアントのためになる(ひいては社会貢献にもつながる)弁護士になるためには、どのような弁護士であるべきか、試行錯誤していくしかないかと考えている今日この頃です。

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