スポーツ・エンターテインメント法実務研究会が開催されました
去る平成27年6月17日,「若年競技者の事故・障害防止のあり方」というテーマでスポーツ法研修会が開催されました!
本年の高校野球の春の地区大会ではタイブレイク制(延長戦において,塁上に走者を置いた状態で各回の攻撃を開始すること)が導入され,これにより,試合がスムーズに決着し,選手の負担が軽減されることが期待されています。また,近年,スポーツ界では,若年者の保護や障害防止という観点からの議論が頻繁になされるようになっています。このような流れを受け, 大阪弁護士会スポーツ・エンターテインメント法実務研究会が研修会を開催したのです。
地域猫について
地域猫活動というのがあります。特定の飼い主がおらず、住みつく地域の猫好きな複数の住民たちの協力によって世話され管理されている猫に、不妊去勢手術を施して、これ以上不幸な猫をつくらないようにしたうえで、地域で適正に管理し、野良猫の数と被害を減らしていく活動です。徐々に全国で広がってきています。私は、市民活動の進め方の相談に乗ることがありますが、地域猫活動の相談もときどきあります。
この活動は、その地域の住民と地域猫活動に取り組むボランティア、そして行政の三者が協力しあって、野良猫の拡大を防ぎ、人と猫とが共生する地域づくりをしていくことを目的にしていると言えます。
実は、早稲田大学に、大学公認の地域猫活動サークルがあったようです。「地域猫の会」(通称「わせねこ」)といい、今もあるのかどうかは、知りません。このサークルは、大学のキャンパス内に住む猫を対象に地域猫活動を行なっていました。そこでの活動が、正統派地域猫活動と言えそうで、そこで行っている活動の主な内容は、定期的な餌やり、構内の猫の不妊去勢手術、猫の餌場やその周辺の清掃、地域猫に関するシンポジウムへの参加、活動への理解を求める為の広報紙の発行、メンバーによる定例会等とのことのようです。