日本にも難民がいることを知っていますか?
6月20日は、「世界難民の日」でした。国連の機関である国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、「世界難民の日」は、もともと「OAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でした。難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、UNHCRをはじめとする国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日にするため、「世界難民の日」として制定されたそうです。
UNHCR駐日事務所URL参照https://www.unhcr.org/jp/wrd
さて、難民という言葉を聞くと、多くの方は紛争国の難民キャンプに避難している人たちをイメージするのではないでしょうか。日本とは縁のない問題と感じる方も少なくないのではないでしょうか。実は、日本も国際難民条約に批准しており、難民を保護する義務を負っている国であること、そして、現に日本にも庇護を求めてくる難民がいるということをご存知でしょうか?
弁護士のお仕事
弁護士って何をしているのか・・・
実はなかなか分かってもらえていないかもしれないなあと感じております。
私は、弁護士さんは何をしているのですか?と聞かれると、
1 紛争に関する相談、代理人
2 刑事事件が起きた時の弁護人
3 会社等関係の契約関係のチェック・相談・作成、顧問業務
4 危機管理、コンプライアンス関係対応
5 社外取締役・監査役等の外部対応
6 その他(私がたまにしているドラマの法律監修等)
と答えています。
が、このうちの3以下があまりピンと来ていない方が多いように感じます。確かに、1と2が主たる業務であることは間違いないのですが、今、様々な分野で法律や法律的観点が必要とされているように思います。
ダイレクトに法律が適用される場面ではないかもしれませんが、社会的影響等を考えて行う対応等について、弁護士がアドバイスをすることはよくあります。
平凡
先日、両親が地域の広報誌に載ったようで、その広報誌を送ってくれました。
その中で両親は「平凡が一番」とコメントをしていました。
そのコメントを読んで、高校の卒業式の日のことを思い出しました。
卒業式が終わったあと、教室に戻り、担任が卒業生である私たちに向けて、はなむけの言葉を贈ってくれました。
「平凡な生活っていうのは、自分が一生懸命努力して、その結果初めて周りから平凡な生活だと評価し、また自分も平凡な生活だと実感するものです。平凡な人生を送れるように一生懸命努力してください。」
20年以上前のことなので、一言一句正確には覚えていないのですが、そんな内容だったと思います。
何をもって「平凡」とするかは人それぞれだと思うので、一義的に決めるのはとても難しい問題だと思います。
ただ、ありがたいことに、私は私なりに精一杯努力して、また周りの人のご縁に恵まれて、平凡な生活を送ることができていると思っています。
大阪の中心と児童相談所
少しだけ私の法律事務所のお話をすることをお許しください。
私の法律事務所は北浜一丁目の交差点(大阪市中央区)にあり,私は,大阪の中心は北浜一丁目で,大阪のメインストリートは北浜一丁目を通る堺筋であると少しだけ感じています。こういう感覚を誇大妄想と言います。おそらく,大阪の中心は梅田駅周辺(いわゆる「キタ」)であり北浜ではない,大阪のメインストリートは御堂筋であり堺筋ではない,というのが現代における正しい認識ではないかと思われます。しかし,少なくとも昭和初期まではあながち誇大妄想ともいえなかったようです。