卒業
この度の東北関東大震災でお亡くなりになられた1万人を超える犠牲者の方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また,被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
毎日のようにテレビなどで映し出される被災状況を目の当たりにして,私にできることは何なのか自問自答する日々が続いていますが,なかなか答えが見つかりません。
そんな中,私が所属する「友新会」という大阪の弁護士のうち600名余りが構成員となっている団体の中で,さらに登録10年未満の若手弁護士280名ほどが構成員となっている団体「友新若手会」の会の会計から100万円を義捐金として日本赤十字社に寄付させていただきました。我々ができることは他にも色々とあるかと思いますが,まずは今回の義捐金の寄付の通じて我々会員の思いが被災者に届けられたらと願うばかりです。
ただ,私自身は,その友新若手会をこの3月いっぱいで卒業することになります。友新若手会にはいろんな意味で思い入れが強いだけに,卒業するのは非常に寂しい限りです。
私達にできること。
3月11日以降、
このブログでも多くの弁護士が
今回の震災について触れ、
様々な思いを述べています。
私も色々と書こうと思ったのですが、
どう書いても
言葉が空回りしそうなので
ながながと書くのはやめます。
弁護士には、
今の被災地に入って
ケガをしている人を助けたり、
がれきを取り除いたりはできません。
私達は私達のできることで、
被災された方が少しでも安心できるように
情報を提供したり、相談に応じたりさせていただきます。
日弁連では、
電話法律相談を行っています。
願いと希望
この度の東北地方太平洋沖地震に被災された方々及び関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
発生から、半月と数日が経過しました。
テレビの報道や新聞の記事を通じて知らされる、今までに見たこともない残酷な被害の実態、日に日に増える死者の数・・・そして今もなお続く余震への恐怖と厳しい寒さ・物資不足の中、不安な気持ちで避難所生活を余儀なくされている多くの方々・・・本当に胸が痛む事実です。
一日でも早く、被災地の方々に、安全と安心のある日常生活が戻って参りますことを心よりお祈りしています。
また、福島原発の近くで自らの身の危険と背中合わせの中、懸命に復旧作業をされている方々、被災地で救援活動を行っている方々、本当に本当に有難うございます。
放射能の問題、電力供給の問題など、日本全体どころか世界中にも影響のある深刻な問題がなお山積みですし、復興にはとても長い歳月がかかると思いますが、日本全体で力を合わせ、支え合い、少しでも早く復興の日が来ることを願っています。
卒業
法教育委員会の送別会でもらったお花。
「意思の強い人が旅立つときのピンクのお花!
上原さんにぴったりでしょう」といっていただきました(≧▽≦)ノ
今日でお世話になった「ほな行こか~」ブログも卒業です。
一年間ありがとうございました。このブログの更なる発展を祈念して。
新天地でも頑張ります!!
上原千可子
FUKUSHIMA
福島県郡山市に来ています。
東北地方太平洋沖地震で大きな被害を受けた浜通り、そして渦中の原発からはやや離れていますが、被災後の厳しい状況にあることに変わりありません。
以前にもこのブログで書きましたが、僕は福島県会津若松市の出身です。
なぜこのタイミングでわざわざ福島へと思われるかもしれませんが、前々から法事が予定されていてこの時期に帰省することを予定していたのです。
地震に加えて原発の問題もあり、帰省を控えようかとも考えましたが、余震はともかく、放射性物質については数日の滞在で「直ちに」健康被害が生じることを心配する必要はないようですので、十分に気を付けつつ、両親のお見舞を兼ねて帰省を敢行することにしたのです。
野菜や生乳、水道水からも放射性物質が検出されたという報道も耳にしますが、とにかく冷静に正確な情報に基づいて落ち着いて行動したいものです。
我が家の1歳7か月になる長男にはひとつ自慢できることがあります。