南大東島へ
こんにちは
以前,私の投稿で,離島好きの友人のKくんに触れ,離島に行きたいなあ,などと記載したのですが,そのブログを読んでくれたKくんから,早速離島巡りのお誘いがありました。
Kくん曰く,
「南大東島どうですか?」
さすが。
マニアックすぎる候補地。
皆さん,ご存じですか?
台風情報などで「台風●●号が南大東島付近を北上中」などとニュースキャスターの方が説明されているのは聞いたことがありましたが,私が知っているのはせいぜいその程度。島の名前を聞いたことがあるだけで,どのあたりに位置しているのかも良く知りませんでした。
南大東島は,沖縄本島から真東に約400㎞,鹿児島県の真南の位置にあります。沖縄本島から飛行機で1時間の場所です。
離島好きのKくんのお誘いがなければ,まず1人では行かない場所,ということで,せっかくの経験としてその旅行に同行させていただき,友人3名で久々の離島巡りに行ってきました。
南大東島は,周囲20㎞あまりの島。したがって,車があればあっという間に島を1周できてしまいます。したがって,どれだけ見所があるのかと思っていたのですが,やはり,行ってみて初めて分かる魅力があるものです。
海の美しさは言うまでもありませんが,それ以外にも魅力はたくさんあります。
まず素晴らしいのが鍾乳洞。南大東島には,星野洞という大きな鍾乳洞があります。洞窟内の鍾乳石が未だ全て成長を続けており,ガイドさんによると,これほど大規模な洞窟でかつ全ての鍾乳石が生きているのは世界的にも貴重なのだそうです。
星野洞は,一般観光客が普通に観光できますが,専門のガイドさんに付いて真っ暗闇の洞窟内部を探索する地底湖探索(ケービング)なども出来ます。
また,夜空の素晴らしいこと。これまで何度か離島を巡りましたが,天候に恵まれたことも幸いし,過去にないほど美しい星空でした。
もちろん,釣りも楽しめます。
南大東島では,釣り好きの方にはたまらない魅力的な大物が釣れるようです。島からすこし離れれば海の深さは1000メートルから4000メートルにまで達する場所に位置する絶海の孤島。ですので,海岸でカジキマグロが釣れることさえあるとのこと。
我々はそこまでの腕があるわけでもないので,小物釣りに精一杯でしたが,そんな未経験者の我々でも優に30センチを越えるシマアジなどを釣ることができました。
とにかく,久しぶりに離島を巡りましたが,やはり,行ってみないと分からない魅力があります。久しぶりに旅行に行きたいなあと思っている方,その候補に一度離島も検討してみてください(笑)
以下,Kくん撮影の写真より
① 星野洞。鍾乳石の色が白いのが,未だ成長を続けている証とのこと。それがこの規模で一面に広がっているのが極めて貴重なんだそうです。
② 南大東島の星空
一般向けのカメラでこれだけの星が撮影できるほど(とはいえ,K君のカメラの腕前もあってこその写り具合です。私のデジカメでは全く写りません。)。ただ,実際に目にした星空はより一層素晴らしいものでした。