ああ,離島・・・
お盆休みも終わりましたねー。皆さんは,この夏休み,どこか旅行に行かれましたか?
私は残念ながら,この関西から一歩も出ることがないまま平凡に夏休みを終えてしまいました(泣)
そんな中,ある友人から,彼が久米島で撮影した写真がプリントされた暑中見舞いを受け取りました。
「久米島かー。懐かしいなあ。そういや最近島巡りしてないなあ。」
そう,僕は離島巡りが好きなんです。
離島巡り好きになるきっかけを与えてくれたのは,今も親しくさせていただいている同期の弁護士のK君でした。
彼に連れられて最初に行った島は屋久島。僕が司法修習生のときの,5月のGWでした。
K君は,同期では有名な旅行好き。そんな彼が,僕を屋久島に誘ってくれたのは,GWよりかなり前の2月か3月ころでした。
「森田さん,屋久島行きません?」
最初,イマイチ興味がもてなかった僕は「うーん,考えとくわ」といいながら,その後完全に回答を保留していました。その間,彼は僕が参加することをアテにせず,1人だけで行く予定で着々と交通機関や宿泊施設の手配を整えていたようです。
なのに僕ったら,ただでさえ混雑するGWの1週間前になってから,K君に一言。
「K君,急で悪いんだけど,今からでも屋久島って行けるんかな?」
はっきり言って無茶ですよね。でも,K君は「何とかします」と言って,彼1人で当初予約していた便を全てキャンセルし,この時期から2人で屋久島まで行けるルートを急遽探してくれたのです。
当然,GW1週間前にもなって,良い時間帯が空いている訳がありません。
結果,飛行機だったら屋久島まですぐ行けるところを,大阪から福岡まで夜遅くの新幹線で行き,その後夜行列車で鹿児島まで行き,さらに鹿児島から屋久島へも高速フェリーではなく,普通のフェリーで行くという,えらく長時間の旅程になりました。
彼が1人で予約していた便なら,ほんとスムーズに屋久島に着いたはずです。それを無駄にしてまで僕を屋久島まで連れて行ってくれたのです。今思い返しても本当に感謝です。
更に言うと,深夜に夜行列車に乗りながら,悪ノリついでに鹿児島修習の同期に電話してその彼を誘い,結果3人で屋久島を巡ることが実現しました。
屋久島の素晴らしさは言うまでもありません。僕はすっかり虜になり,これまで3回屋久島を訪ねました。もし行かれたことがないのであれば,是非一度足を運んでみて下さい。自然の緑の深みがひと味違います。
その屋久島旅行で島巡りの魅力に取り付かれたのと,旅行好きのK君の影響もあり,その後の友人との旅行といえば島巡りが多くなりました。
有名な石垣島,宮古島はもとより,日本最南端の島である波照間島,沖縄県北部にある伊平屋島・伊是名島(行くまで名前すら知りませんでした),そして,久米島,渡名喜島,渡嘉敷島。。。
沖縄本島には近づくのですが,本島ではほとんど時間を過ごさず,完全な中継地点と化しています(笑)
我ながら多くの島を巡ったものです。旅行に行くメンバーはばらばらですが,例外ないのがただ1つ。それは,上記の島巡りに必ずK君がいるのですねー(笑)
とはいえ,ここ2,3年は旅行に行く機会もなくなってしまいました。
そんな折りにいただいた久米島で撮影された暑中見舞い葉書は,再び僕の島への思いを強くするものでした。
今,僕が一番行きたい島は,北海道北部にある利尻島・礼文島です。初夏には花が咲き誇り,めちゃくちゃきれいだそうです。一度,私が所属する弁護士会の会派の旅行でこの島に行く旅が企画されたのですが,残念ながら都合がつかず行けなかったのを覚えています。
ぜひいつか,実現したいと思います。
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