サイトウさんの取説
弁護士の齋藤優貴です。
さいとう・・・
何だか響きもぱっとしない、平凡な苗字です。
僕は日ごろから「齋藤」という画数の多い表記を用いていますが、高2の頃までは日常的に「斎藤」を使っていました。
「斎藤」から「齋藤」に変えたのは、高校の同じクラスにいたもうひとりのサイトウ君が僕よりも成績は下だったにもかかわらず日ごろから「齋藤」を使っていたことに対抗したという若気の至りと、大学入試やら何やらで戸籍上の正確な表記を使うべき機会も少なくなかったので、正確を期しておいて損はなかろうという判断によるものでした。
それからというもの、この画数の多さに苦労させられることもしばしばでしたが、今回は、そんなサイトウさんの(つまらない)悩みを通して、皆さんの業務や日常生活のお役にも立てればという実用的な(はずの)お話です。
ワープロソフトで「さいとう」と打ち込んで変換すると、「斎藤」「斉藤」「齊藤」「齋藤」など、様々な似ているような違うような漢字のサイトウが出てきます。
「悪い方向には行っていない」という発想
私事で恐縮ですが、この度、新しく法律事務所を立ち上げました(といっても、正式な開業宣言を出せるタイミングがよくわかりません。最低限のことを揃えるのにまだまだバタバタしそうです)。
周りの方々に助けられ、概ね順調に進んだ開業準備ですが、敢えて細かいところに目を向ければ、それこそ枚挙にいとまがないほどのプチハプニングの連続でした(この手の作業にはつきものでしょうか?)。
それに、今後のことを考えると夜も眠れないほどの不安に駆られることもしばしばでした(もちろん、この不安とはこれからも付き合っていかなければなりません)。
そんな期待と不安とを頻繁に行ったり来たりする毎日を送っていると、ついついネガティブになってしまうことも多かったのですが、僕がいつも頼りにしている先輩にそんな話をしていると、最後には不思議と前向きな気持ちになれました。
その先輩は、僕が目の前の細かい作業やプチハプニングに辟易して愚痴っぽくなっていても、「いろいろ大変だろうけど、致命的なことは何も起こってないね。」とか、「悪い方向には行ってないよね。」といった言葉をかけてくれたのです。
我が家にて
今月は、諸般の事情により、家にいる時間が多い。
我が家には、妻1人と息子1人がいる。
息子は、現在、8か月。
お気に入りの絵本ひとつとってみても、読んだり(見たり?)、めくったり、噛んだり、叩いたり、破いたりと大忙しの毎日を送っている。
つい昨日までできなかったことを翌日には容易にやってみせる彼の成長ぶりには驚くばかりだが、まだまだ駆け出し弁護士である自分の成長とダブらせてみてしまうこともしばしば。
弁護士登録から2年ちょっと。
育児書で2歳児の発達段階と特徴をみると、2歳児は第一反抗期ともいわれ、とにかくよく反抗する特徴があるとのこと。