最近のトピックといえば平昌五輪ですが、先週、男子シングルの競技が行われ、羽生選手が金メダル、宇野選手が銀メダルに輝きました。フリーの演技時間には、人出がかなり少なくなっていたと聞きます。テレビ観戦でしたが、圧倒されましたので、今回はフィギュアスケートについて書くことにします。

 

フィギュアスケートは、自分の演技を披露するもので、対戦相手のある競技と違い、相手に関係なく自分のベストを尽くせばいいはずですが、今回の男子シングルを見ればそのように言えないことが分かります。

前に滑った選手の演技も影響しますし、観客の雰囲気も明らかにメンタルに影響します。今回、日本から応援団が参加して、アウェイではなくホームの戦いになった点は大きく、両選手の好演技をアシストすることになったと思います。

 

そして今大会で、まさにフィギュアスケートが格闘技だと思わせる場面を見ました。

ショートプログラムでの羽生選手の演技は圧巻で、まさに絶対王者の帰還でした。冒頭の4回転サルコーの成功から、全てを自分の支配下に置き、見る者全てを制圧する演技となり、111点台の高い得点を出しました。

 

 この夏から秋にかけて、結構神経を使わされた案件のひとつに「不動産の任意売却」というものがあります。

 

 この「任意売却」という言葉は、一般の人にはあまり聞き慣れない用語だと思います。売買は当事者間の契約ですから、それが任意に行われるのは明らかで、わざわざ任意とつけ加える必要はないようにも思えます。

 

 しかし、この「任意売却」は、詳しく言えば、住宅ローンが払えなくなったなどの理由で不動産が競売申立をされた場合に、競売手続を最後まで(競落まで)進めずに、抵当権者など競売になれば配当を受けられる可能性のある関係者に売買代金のうちの一部を分配することを予め決めて、関係者の同意を得た上で売買をすることを言います。

 

 つまり「任意売却」とは、一種の強制的な手続である「競売」に対するもので、当事者の同意に基づき行われる点で「任意」と呼んでいるのです。

 

 刑事の分野でも同じような「任意」がつくものがあります。「任意同行」という言葉を聞かれたことがあると思います。

2017年8月28日 (月)

灼熱の当番弁護士

当番弁護士という制度は、みなさんもうご存知だと思いますが、名簿に登録された弁護士に、年に何回か当番の割当があり、その日に指示された警察や留置施設に出動するシステムになっています。

 

当番になっていても出動しない日もあれば、2件以上出動する日もあります(最近はほとんどの場合1件だけになっています)。

 

7月にも当番に当たっていた日があり、その時には出動要請がなかったのですが、8月11日の当番の日には、港警察と平野警察の2件出動要請がありました。

 

まあ2件とも大阪市内だし何とかなるか、と思って被疑者国選を受任したのですが、この2つの警察は難波から西と天王寺から東という方向で西と東に離れており、同じ日に2件回ると3時間以上かかるのでありました。

 

弁護士の仕事はいろいろありますが、典型的なものとして法律相談があります。依頼者から話を聞いて、法律的なアドバイスするわけですが、プロセスとしては大きく二つの部分に分けることができます。

 

一つ目は、依頼者の話を聞いて、こちらが要点を把握し、どういう点に問題があるのかを理解することです。

以前から知っている方から相談を受ける場合、その人の立場や家族構成など、ある程度の情報を知っているので、比較的問題点を把握しやすいのですが、弁護士会の法律相談などのように、初対面で話を聞く場合は問題点の把握はかなり難しい場合があります。しかも時間が限られている場合も多いとあってはなおさらです。

 

よくあるパターンとして、相談者が、登場人物の紹介を長々とされることがあります。これは聞かされる側にとっては結構大変で、もうちょっと端的に登場人物が何人でそれぞれどういう立場なのかを説明してもらえないかな、と思うことがあります。

 

弁護士が刑事事件に関わることはよくあります。一番多いのは被疑者・被告人の弁護人となることですが、その反対に、被害者から相談を受けて被害届を出す、という関与の仕方もあります。

 

しかしこの被害届ですが、実は受理してもらうのが難しい。傷害罪など分かりやすい犯罪はすぐに受理してくれますが、犯罪の種類によってはなかなか受理してもらえないこともあります。

 

かなり前の話ですが、以前付き合っていた男性に、自分が署名していない婚姻届を出されたという事件がありました。つまり文書偽造ですが、被害届を受理してもらうため警察に行った際に、「うーん、文書偽造はなかなか難しいですねえ」と言われました。一緒に住んでいた時には殴られたこともあったらしい、と言ったところ、係の方から、「それならすぐに立件できるのですが」と言われたのには、苦笑せざるを得ませんでした。

 

最近、相談を受けた事件は、いわゆる「手形パクリ屋」のケースで、「手形を割り引く」と言って、手形を振出させ、振出人には金を支払わず持って行き、手形を第三者に譲り渡し、振出人に損害を与えたという事案です。

 

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