2010年6月15日 (火)

父の携帯

高齢の父に、数年前から連絡用の携帯電話を持ってもらっています。
現在70を超える年齢と、もともとのメカ音痴もあって、ややこしい機械は使用できません。
そのため、極力シンプルな携帯を探し、液晶も付いていない、短縮ダイヤルボタンが3つ付いた、某社の簡単携帯を購入し、本人に渡してあります。
ところが、ご存知の方もおられると思いますが、政府方針で、2012年7月までに、携帯電話に使用されている800MHZ帯の電波について、携帯各社に対する割当ての再編が行われることになりました。それに伴い、父が持っている携帯端末が使用できなくなるようです。
業者側の都合による再編(電波の割当て再編なので国の都合というべきかもしれませんが)で端末が使用できなくなることや、自腹で新しい端末を購入しなければならないことに若干の不満がありますが、その辺りは最近の地デジ化と似たような問題かもしれません。

2010年5月10日 (月)

裁判用語

以前、市民法律相談にて、民事訴訟で訴えられた方の相談がありました。
話を聞くと、訴えられたこと自体にも不満なのですが、それだけじゃなく、なぜ私が被告と呼ばれなければならないのか、という不満もあるようでした。
ご存知の方も多いと思うのですが、民事訴訟においては訴える方を「原告」、訴えられる方を「被告」と呼びます。これに対し、刑事事件においては、裁判を受ける人を「被告人」と呼びます。
民事事件の原告被告は形式的な用語の問題で、特に良い悪いの価値判断は入っていませんが、マスコミにおいて刑事事件の被告人を「被告」と報道することもあってか、どうしても被告と言うと刑事事件のイメージがあり、いい感情を持たないようです。
なぜマスコミが「被告人」を「被告」と呼んでいるかは諸説がありますが、最近は刑事事件においても「被告」という呼び方が浸透しすぎて(!?)、先日、刑事事件の法廷において、「被告は前へ」とおっしゃっていた裁判官もおられました。ますます一般の方には分かりにくいかもしれません。

また、訴状には第1回目の期日がいついつですよ、と記載された期日呼出状という書面が同封されており、○月○日に「出頭」して下さいといった記載がなされています。

2010年4月6日 (火)

注文した?してない?

かつて私が家電会社の営業職員だった頃の話です。
私が担当していたある雑貨店から、テレビの注文を受けました。
販売店への納品の場合、通常、エンドユーザーへの設置は店側で行うのですが、この時は販売店の社長(営業の現場では、個人経営であっても社長と呼びます)から、販売先が大事な客なので設置までやって欲しいと頼まれました。
しかし、こちらで設置すると、サービス部門の社員が出張することになるので、料金が発生しますよと説明したのですが、構わないからやってくれとの注文でした。
ところが後日、料金の請求書が送られた段階になって、社長から、テレビを設置するだけで金を取るのかと理不尽なクレームが来ました。だから説明したでしょうと言っても知らんと言い出して、目の前で請求書を破り捨てる始末でした。

弁護士としては、そういう場合は注文のFAX1枚でも取っておけば、とアドバイスするところですが、現場では、特に日常継続的に取引のある相手方の場合は、口頭でのやり取りが慣習化していることも多いですよね。上記もそういった場面でした。

2010年3月2日 (火)

居酒屋にて。

先日、ある居酒屋で飲んでいたときのこと。
安いボトルワインを見つけた某先生が、店員さんに注文。
ところが、店員さん曰く、メニューに書かれているワインの値段は以前のもので、今はユーロ高のため、倍ぐらいになるとのこと。
太っ腹の(?)某先生、それでもいいかと注文し、皆で飲むことに。
私も飲ませて頂き、おいしかったのですが、ボトルをふと見ると、「アルゼンチン産」。
ユーロ高…?

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