二足の草鞋(わらじ)
はじめまして、弁護士の永榮久仁子(ながえくにこ)と申します。
今年度から、このブログのブロガーの一員となりました。よろしくお願いいたします。
さて、初めてのブロク投稿なので、軽く自己紹介を・・・
私は弁護士6年目。弁護士になる前は、法律事務所で7年ほど事務員をしていたので、この世界(法曹界)に関わってからは10年以上経ちます。
普段は、他のブロガーの方々と同じく、弁護士として仕事していますが、2年ほど前から、大阪府下の某自治体で任期付公務員として週2日働いています。
「任期付公務員」というのは、読んで字のごとく、一定の任期の間(一般的には3~5年の任期が多いです)、官公庁で働く公務員のことで、私の場合、週2日、地方公務員(自治体職員)として、役所で働いています。役所では、職員からの法律相談に対応することが多いですが、一般職員と同様、地元住民の方とも窓口などで直接応対することもあります。
・・・いわば、弁護士と自治体職員、二足の草鞋を履いた状態ですね。
弁護士が、中央官庁や自治体の中で任期付公務員として働くということは、一昔前にはなかったことですが、最近ではこうした任期付公務員の数も増えてきました。
現在、自治体で働く常勤の任期付公務員は、全国で100名ほどおり、私のような短時間勤務や非常勤の職員を含めると、かなりの数の弁護士が自治体の中で働いています。
弁護士にまでなって、なぜわざわざ公務員になるのか・・・とお考えの皆さんもいるでしょうが、「法律による行政」という言葉があるように、行政の活動は、法律や条例など一定の基準(ルール)に従って行われなければなりませんし、行政機関の中で解決しなければならない法的問題は日々発生します。
こうした様々な問題に対して、自治体の中から弁護士が法的な指導・助言を行うことで、迅速かつ適正な行政活動ができ、ひいては住民の皆さんに対する行政サービスもより充実すると思っていますし、役所で仕事をする際には、そのことを心がけて仕事をしています。
大阪弁護士会では、平成25年4月より行政連携センターを発足し、私も今年度から同センター運営委員会の副委員長を務めています。
同センターでは、自治体から研修講師派遣・弁護士紹介の依頼を受ける窓口となっているほか、任期付公務員の任用に向けての相談などにも対応しています。
興味のある方は、行政連携センターのホームページ
http://www.osakaben.or.jp/01-aboutus/gyousei/index.php
で、同センターの活動内容などを見ていただけたらと思います。
・・・ということで、初回は少し真面目な話をしてしまいましたが、根はそんなに真面目な性格でもないので、今後は、どーでもいい話(といったら語弊がありますかね(^^; )も含めて、気になったことを投稿させてもらおうと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
任期付公務員
永榮弁護士の二足の草鞋でのご活躍は、これから任期付公務員を目指している弁護士に対して有益な情報になると思います!
どのようなお仕事ぶりなのか、など、引き続き、具体的なエピソードを楽しみにしています!
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