私は法教育委員会に所属しています。

このブログでは法教育のことについてばかり書いていますが、他の仕事をしていないわけではないです。

 

題材としても、活動紹介の点からしても、非常に書きやすいのです。

ようするに引き出しが少ないのです。

すみません。

 

さて、私は、出張授業に行ったり、各イベントに参加したりします。

最近では、小学生向けのイベント「ほうりつのがっこう2017」に参加しました。

dsc_0077.jpg

小学生向けの法教育というと、ちょっと早いのではないかと感じられる方もいるかもしれません。

そもそも、法教育というと小難しい感じがする方もいるかもしれません。

 

しかし、そうではありません。

法教育には、ルールについて考えてもらったり、相手と話し合ったりということが含まれます。

 

もちろん、年代によって、どのくらいの言葉を知っているか、どのくらいの集中力が持つかというような違いはあります。

それは、どのような教材を用意するかの問題で、法教育の実施には問題はありません。

 

たとえば、今回、小学生向けのイベントで行ったのは「リスの村のどんぐり分け」という内容です。

 

簡単に内容を紹介すると

「リスの村にはいろいろなリスがいる。

年寄りリス、働きリス、病気リス。

どんぐりを拾ったからみんなで分けたい。

ところが、どんぐりを拾った数に違いがあるし、みんなの意見を聞くと、どんぐりが足りない。

どうやって、どんぐりを分けたらよいか。」

というものです。

dsc_0044.jpg

 

この内容には、考えることとしてはいろいろなことが含まれています。

ですが、何も今まで考えてもみなかったことを考えてもらうというのではないのです。

もちろん、考えなければならないので、簡単ではないのですが、難しいということもないと思います。

実際に、イベントでは参加者は一生懸命に考えて、話し合いができていました。

イベント後のアンケート結果も良好で、うれしい限りです。

 

法教育はいろいろな年代で行われています。

 

それぞれの年代にあってさえいれば、むずかしいこともなければ、早すぎるということもないのです。

子どもと接するということ

子どもと話していると、その着眼点に驚かされることがあります。法的に正しいかどうかはともかくも、それは考えたことがなかったとうならされるのです。この刺激は楽しいものです。もう一つ、子どもに話をするのは難しい。こちらの話の前提が向こうにはありませんから。これも人と話をするときの前提の置き方を勉強する機会になって楽しいものです。

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