忘年会
忘年会シーズンですね。
今日は当事務所の忘年会でした。
参加メンバーは、当事務所の弁護士、事務局のほか、
当事務所内の社会保険労務士の先生と、
当事務所の隣の公認会計士の先生と事務員さんたち、
合わせて16名です。
おいしい食事を頂きながら、1年間を振り返ったり、
関係ない話でわいわい騒いでいるうちに、
すぐに時間が経ってしまいました。
忘年会では、年によって違いはあるかもしれませんが、
みなさん、だいたい、こう思うのではないでしょうか。
「今年もこんなことがあって、あんなこともありましたが、
年の最後に同じような顔ぶれで集まることができて、
よかったですね、お世話になりました、ありがとうございました、
来年も一緒にがんばりましょう。よろしくお願いいたします。」
(勝手な推測かもしれませんが…)
良い仕事と良い休み
中山務です。
東野&松原&中山法律事務所が、このたびホームページを開設しましたので、
ぜひお立ち寄りください。
http://www.kansai-sh-lawyer.jp/
宣伝はそこまでにして。
昨土曜日の深夜、タクシーに乗ったとき、
運転手さんに、仕事の帰りですと告げたら、
「大阪の金を全部自分のもんにするつもりかいな!」
と気の利いたねぎらいの言葉を頂きました。
私は、土曜日は仕事に出ていることがほとんどです。
土曜日以外に、大きな訴訟などの記録を読んだり、
書面を書いたりするひまがないのです。
検察官の証拠改ざん
検察官の証拠改ざんの話が報道されていますので、
少しだけ述べさせてください。
証拠をもとに事実を組み立てることは、
私たち法曹界の職務の根幹です。
そのため、証拠が改ざん、ねつ造されたものでないかどうか
については、非常に神経質です。
まして、書面の証拠など、客観的証拠については、
裁判上重視されますので、なおさらです。
そのようなこともあり、私はただの一弁護士にすぎませんが、
この事件のニュースを見て、ただならぬ衝撃を覚えました。
検察庁には、この件は徹底的に対応していただきたい
と願うばかりです。
いい映画をみましょう
中山務です。
先日、映画「タイタニック」(1997)をDVDで見ました。
豪華な船とそれが沈む出来事の中に、
実にさまざまなテーマが生き生きと描かれていることが
よくわかりました。
愛と憎しみ、希望と絶望、信頼と裏切り、勇気と恐れ、
家族愛、友情、尊敬と軽蔑、自己中心、欲望…。
愛と希望と信頼だけが、死を超えて、いつまでも残る。
忙しさにかまけて、本質を見失った表面的な生き方になりがちです。
いい映画は、大切なことを思い起こさせてくれます。
皆様も、お盆休みなどでお時間が許せば、
ぜひいい映画をごらんになってください。
「知っていた」か「知らなかった」か
中山務です。 弁護士は,責任を追及する側で弁護活動をしていますと,
しばしば,相手方から,
「○○(ある事実が存在する)とは知らなかった」
という反論を受けます。
例えば,株主が株主代表訴訟で,不祥事に関与したと思われる
取締役の責任を追及するような場合です。
逆に,責任を追及される側で弁護活動をしていて,
「○○(ある事実が存在する)とは知らなかった」
という反論をする場合があります。
典型的なのは,刑事事件の被告人の弁護をする場合です。
この,
「知らなかった」
という反論は,非常に奥の深いものがあります。
法廷の尋問で,
「あなたは知っていたのではありませんか」
「あなたは本当に知らなかったのですか」
と聞かれた人は,自分の有利なように答えるのが通常ですから,