2011年11月10日 (木)

公務員じゃありません

先日、業務とは全く関係のないところで、ある方とのちょっとした会話の中で、「弁護士さんは公務員ですよね」というようなお話がありました。

それで私は、「いえいえ、弁護士は公務員じゃないですよ」とお答えしましたが、弁護士がいかに知られていないかを思い知らされました。

 

確かに、司法試験に合格した後に研修(これを司法修習といいます)を受けて、裁判官、検察官、そして弁護士に分かれていくのですが、裁判官と検察官は国家公務員ですので、弁護士も同じような職種として公務員だと思われてしまったのかもしれませんね。

 

しかし、例えば刑事事件の国選弁護人などの一部の業務については国から報酬が出されることはありますが、あくまでも民間の職種であり、公務員ではありません。

 

ご依頼者から頂戴する報酬から、事務所の家賃や人件費などの諸経費を賄っているのです。そういう意味では法律事務所の経営は中小企業の経営と同じで、また、景気にも左右されるといった面は否定できないでしょうね。

もっとも、法律事務所には会社のような営利目的はありませんし、実際の業務の中には公益性のあるものも少なくありません。

 

このように法律事務所の経営はなかなか大変ですが、弁護士の仕事にやりがいを感じ、それを支えに日々頑張っているところです。

自由と正義

日々がんばりましょう!!

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