2012年6月21日 (木)
June bride
6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができるという言い伝え。
6月は結婚式が多いですね。私も先日友人の結婚式に出席しました。
前日まで大変な雨だったのに、当日は二人の門出を空まで祝福しているかのような快晴!二人がお互いのことをすっごく大切に思っているのが伝わる温かい結婚式で、新婦である友人のとびっきりの笑顔に、私も幸せな気持ちになりました。
その結婚式で、民法754条に「夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも夫婦の一方からこれを取り消すことができる。ただし、第三者の権利を害することはできない。」との条文を挙げて、夫婦間の契約は裁判所に持って行かず、二人で解決して下さいねというスピーチがありました。
夫婦間の契約は一方の威力や溺愛の結果、十分な自由意思を欠くことが多い、また、夫婦間になされた契約の履行は夫婦の愛情などによってなされるべきで法的拘束力を持たして強制するべきものではないという規定です。夫婦関係が対等になった現代では前者はあまりあてはまらないのかもしれませんが、夫婦間の問題は夫婦で向き合って話し合い、二人で解決するのが最良の方法ですね。
ただ、上記規定、夫婦関係が実質的に破綻している場合には適用が制限され、取り消すことができないとされています。夫は妻に夫名義の土地を贈与したにもかかわらず、夫に愛人ができたからといってこの贈与を取り消して、愛人に贈与しよう・・なんでことはできません。
ずっとずっと夫婦円満が一番です。
結婚式
自分が数年前にしたスピーチを、新郎が覚えていて、
先日、「心がけてます」と言ってもらったのが、
ちょっとうれしかったです。
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