空が青いから白をえらんだのです
たった一行の詩。タイトルは「くも」。
作者は奈良少年刑務所の受刑者です。
最近「空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集―」
という詩集を読みました。
レンガ造りの壁と抜けるような青空とのコントラストが印象的な表紙です。
もともと長崎出版という出版社から出版された単行本が、最近新潮社から文庫本で発売されたようです。
恥ずかしながら最近までこの詩集の存在自体知りませんでした・・・。
奈良少年刑務所での更生教育「社会性涵養プログラム」から生まれた詩集で、
講師の寮美千子(作家)さんが、作品の創られた背景、作品を通してなされた少年とのやりとりなどを紹介されています。
一度読み始めたら、作品に引き込まれ、あっという間に読み進んでしまいました。
絵本プロジェクト
先日、十数人の女性弁護士と集まる機会がありました。
メンバーも若手から中堅、ベテランと様々な方が集まって、
女性特有の仕事の悩みや将来のことなど沢山の話をすることができて
とても有意義な時間を過ごすことができました。
スピーチ
来月,親友が結婚式をあげることになり,
私が披露宴で友人代表としてスピーチをすることになりました。
実は,披露宴の場でスピーチをするのは初めて。
出席者の9割が新郎新婦のご親族ということなので,
失礼のないように気をつかいます。
弁護士は「話しをする」ことが仕事ですが,
大勢の人前で話をするとなると,
改めて自分の話し方の癖について考えてしまいます。
私がよく指摘されるのは,早口です
(特に緊張していると顕著だそうです)。
あと,話し始めに「エー」と言ってしまうことがよくあります。
(これは,多くの人にも見られる癖かもしれません。)
あとは滑舌が悪い。よく噛みます。
少しずつ意識して直していかなければ!と思ってはいるのですが,
いざ人前で話すとなると,その辺の意識も飛んでしまうのですよね・・・(^^;)
紅葉
先日京都へ行ってきました。
混雑を見越して,休日の行動開始時間としては異例の早さで,
7時淀屋橋発の京阪に乗っていきました。
最初は順調だったのですが,さすが紅葉真っ盛りの京都,
昼近くになると,バスは渋滞で全然進みませんでした…。
大混雑ではありましたが,天気も良く,紅葉は素晴らしかったです。
今年は,大原と一乗寺あたりを行ったのですが,
紅葉は,圓光寺が特に美しかったです。
建物内から庭園を眺めるとまるで絵画のようでした。
大阪でも,御堂筋のイチョウが黄金色に色づいて美しくなってきました。
落下した銀杏が踏みつぶされて,異臭を漂わせていますが…,
これも大阪の秋の風物詩ですね。
手帳のこと
10月に入り、書店や文房具店では、手帳コーナーの品揃えが充実してくるようになりました。
1年間ずっと持ち歩くパートナーですから、手帳選びは、重要です。
みなさんはどんな手帳を選ぶのでしょうか?
私が見る限りは、弁護士は多くの人が
「弁護士日誌」や「訟廷日誌」
を使っているように思います。
これらは、弁護士協同組合が発行している手帳です。
ただの黒表紙の何の面白味もない手帳なのですが、
見開き1週間のセパレート式で、
時間・裁判所・部係/法廷・依頼者・相手方を書く欄があるので、
裁判の期日の予定を書き込むのに便利なのです。
最近は、iPhoneを筆頭に携帯でスケジュール管理をする方も多いですね。
もちろん、敢えて「弁護士日誌」や「訟廷日誌」を使わず、見目麗しい手帳をご使用のこだわり派の方もいらっしゃいますが。