お月見の話
今年の大阪では、
猛暑日、つまり最高気温 が35度以上の日が
1日もなかった8月だったそうです。
そんな実感は、まったくありませんけれども。
9月に入って、朝夕、
いっきに涼しくなったように感じます。
ちょっと早いようにも思いますが、
夏が過ぎると、お月見の季節です。
今年の「十五夜」・「中秋の名月」は、9月8日ということで、
もう間もなくですね。
お月見の日は、旧暦で決まるため、
毎年同じ日にはなりません。
ですので、今年のお月見はいつだったっけ?
となるわけです。
一方、「仲秋」という呼び方もあります。
広辞苑によりますと、
・「中秋」は陰暦8月15日の称、
・「仲秋」は秋の3ヶ月の真ん中の意味で、陰暦8月の異称、
とされています。
深海のお話
6月18日から施行される少年法改正について
書こうかとも考えたのですが、
まだまだ運用・手続については
詰めるべき部分もありますので、
これはまたそのうちに。
ということで、今回は自分の趣味に走り、
深海のお話です。
私は、水族館が大好きです。
中でも深海生物に興味があります。
皆さんは、深海というと
どれくらいの深さを指すと思いますか?
明確な定義はないそうですが、
おおよそ水深200m以下の海が深海とされるようです。
200mというと、それほど深いように
思われない方もいると思います。
人類は宇宙ステーションまで建造していますが、
実は、地球上でも、
深海は、まだまだ調査が進んでいません。
新年度
山口 崇(57期)です。
桜が散り始め、春も過ぎようとしています。
4月は、裁判官や検察官にとって異動の時期ですが、
弁護士には、4月だから異動、ということはありません。
(事務所の移籍や留学はありますが)
ですので、
新年度といっても、
弁護士自身に起こる出来事は多くありません。
もっとも、
弁護士会の体制は大きく変わります。
新しい会長・副会長のもとで動き出します。
最近、第1回の委員会開催の集中日がありました。
こういった場で、顔合わせの挨拶をする際、
新年度を感じることがあります。
弁護士は、弁護士会のどこかの委員会に所属して
活動している方が多いと思います。
所属する理由は
人間関係、研鑽、興味、
裁判員裁判
先週金曜日から始まった、
とある裁判員裁判のまっただなかです。
本日、ようやく弁護人からの最終の意見である
「弁論」を終えました。
少しだけほっとした状態で、ブログを書いています。
進行中の事件ですので内容は記載しませんが、
今年に入って、3件目の裁判員裁判です。
数に関する感覚が麻痺してきている気もしますが、
周りの方のお話を聞いていると、数としてはそれなりでしょうか。
もちろん、刑事弁護を専門にされている方に比べれば、
まだまだなのですが。
このごろ、サブとして弁護人になることが多かったので、
主任弁護人を務めるのは久しぶり、
その意味でも、緊張感のある事件となっています。
初めて裁判員裁判を体験したのは、もう3年前、
今の事務所を開設して、少ししてからのことでした。
異議あり!
といっても、実際の法廷のことではなく、
ゲームの中でのお話です。
このフレーズでピンとくる方もいらっしゃるとかも知れませんが、「逆転裁判」というゲームをご存じでしょうか。
簡単に言いますと、
プレイヤーは弁護士となり、無実の罪を着せられた依頼人を救っていく、というゲームです。
ゲームの流れは、
「探偵パート」で裁判のための証拠を集め、
「法廷パート」で証人を尋問しながら、真実導いていく、
という感じです(ミステリィ的要素あり)。
で、主人公の決めぜりふが「異議あり!」なのです。
ゲームでの「異議あり!」は、矛盾する証言をした証人に、当事者が突っ込みをいれるという感じで使われます。
しかし、法律用語としての「異議」には色々な意味があるものの、