話の伝え方と聞き方
昨日、大阪市内の高校に「法教育出張授業」をしに行ってきました。
大阪弁護士会には法教育委員会という委員会があり、講師として登録している弁護士が、府内の高校に法律問題や弁護士の仕事について話をしに行くという活動を行っています。
その活動の一環で、私も2度目の出張授業の機会をいただきました。
昨日は「裁判員制度」をテーマにお話しをしてきました。
時間帯はお昼休み直後の1時20分から。
授業の真ん中あたりから、一人、また一人と頭が机の上に落ちていきます。
考えてみれば、自分も高校生の頃はほとんどの授業で寝てたなぁなんて思いながら、改めて話を伝えることの難しさを痛感しました。
とはいっても、多くの生徒さんは起きて聞いていてくれます。
そんな中でも、目を見て話を聞いてくれる生徒さんからはかなり勇気をもらいました。
こっちを見てくれてるかどうかで話しやすさは驚くほど変わります。
話に合わせて頷いてくれたりすると、さらに話しやすくなります。
「ちゃんと聞いててくれるんだな」っていう安心感。
こういうことって、自分が教壇に立ってみないと意外と気づけないものです。
私たちの仕事は、相手に話を伝えるのと同じくらい、場合によってはそれ以上に、相手から話を聞く機会が多い仕事です。
仕事で話を聞くときには、メモを取る必要があったりして、ついつい相手から目をそらしてしまうことがあります。
けど、今回の出張授業で目を見て話を聞くこと、相手の話にリアクションをすることの大切さを改めて認識しました。
今回の出張授業では、生徒さんから大切なことを教えてもらえました。
ただ、人によっては目を見られると緊張して話せなくなるって人もいるでしょうから、そこは臨機応変に対応しないとなとも思ったり。
明日は朝から弁護士会の研修を受けに行ってきます。
さっそく講師の目を見て受ける練習をしようと思ったら、明日の研修はビデオ研修でした。
聞き方の練習はまた次の機会に。
立場が変わると
話す側に回ると、聞く姿勢も変わりますよね。
私も話す技術を向上させたいです!
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