弁護士的結婚のススメ~結婚する前にご注意を~
紅葉の見頃とともに,街はだんだんクリスマスムードですね。
大阪も,御堂筋や中之島等,年々ライトアップされる場所が増えて嬉しい限りです。
さて,日本で男性が女性にプロポーズするのは,年末が一番多いそうです。
クリスマスのロマンチックムードとともに,プロポーズ,女性にとっては,人生で最高の瞬間ではないでしょうか。
そんな最高の瞬間に,あえて,「ちょっと待った!!!」(※注:プロポーズされる女性が羨ましくて待ったをかけているわけではありません。)
「結婚」した後のお金のこと十分理解されているでしょうか?
Q 結婚前に各々貯めたお金は誰のもの?
A 基本的には各々のものです。ただ,結婚後に貯めたお金と区別できるように,自分名義の定期預金等にしてあまり手をつけないのがよいでしょう。
Q 結婚後に貯めたお金は誰のもの?
A あなたの名義になっていても,結婚後に貯めたお金は,夫婦で築いた共有財産になります。妻が専業主婦をしていても,夫が外で稼いできたお金をやりくりして貯めたお金は共有財産です。つまり,貯めたものは,2人のもの,夫が半分,妻が半分になります。
幸せ満点のときに,万一の離婚のときのことを考えることは縁起が悪いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし,結婚は他人と他人との共同生活の始まりであり,共同生活をするということは,お金の管理も一緒にするということです。
「婚姻契約書」の作成も昨今話題になっているところです。
決めるところはきっちり決めて,よいスタートを切って下さい☆
お金の管理
お金の管理に関してはご夫婦ごとに、異なりますよね。
管理が苦手だから配偶者に任せてしまいたいという方もおられますが、無関心だと後々トラブルになることもありますから、戎先生の提案に賛成です!
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