先日,友人が所属する交響楽団のクラシックコンサートに行ったときのこと。
アンコールに,東日本大震災の犠牲者を悼み,復興を願うという趣旨で,「ふるさと」の演奏がされ,観客一同大合唱になりました。
さて,「うーさーぎお~いし」と始まるおなじみの「ふるさと」。
「ふるさと」は,1914年,尋常小学校の「唱歌」,つまり音楽の時間に歌う曲の一つとして発表されました。
当時の文科省は,「国が作った国の歌」として歌を認知させるべく,作詞者・作曲者を明らかにしない方針をとったそうです。
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