そろそろ8月も終わろうとしていますが、皆様、夏休みはいかがお過ごしでしたか?

 

 私は、大阪弁護士会の高齢者・障害者総合支援センター(愛称「ひまわり」)に所属しています。

 「ひまわり」では、平成29年10月から、法律相談を増設し、月・火・水・木・金と、平日毎日行うことにしました。

 「ひまわり」では、平成10年に、高齢者や障害者を対象とした法律相談(電話相談、来館相談、出張相談)を始めましたが、非常に好評を頂いており、これまでも、当初週1回で始めた法律相談を、週2回、週3回と増設してきたのですが、「電話がなかなかつながらない」、「来館相談の予約がなかなか取れない」、とのお声を聞くことも多く、このたび、週5回に増設することになりました。

 「ひまわり」の法律相談では、高齢者・障害者ご本人からの相談だけでなく、ご家族や支援者の方からのご相談も伺っています。また、高齢者・障害者のご相談でしたら、一般的な法律問題(借金や家族のことなど)もご相談にのっています。

2017年8月28日 (月)

灼熱の当番弁護士

当番弁護士という制度は、みなさんもうご存知だと思いますが、名簿に登録された弁護士に、年に何回か当番の割当があり、その日に指示された警察や留置施設に出動するシステムになっています。

 

当番になっていても出動しない日もあれば、2件以上出動する日もあります(最近はほとんどの場合1件だけになっています)。

 

7月にも当番に当たっていた日があり、その時には出動要請がなかったのですが、8月11日の当番の日には、港警察と平野警察の2件出動要請がありました。

 

まあ2件とも大阪市内だし何とかなるか、と思って被疑者国選を受任したのですが、この2つの警察は難波から西と天王寺から東という方向で西と東に離れており、同じ日に2件回ると3時間以上かかるのでありました。

 

はじめまして。弁護士の冨田真平と申します。

お盆も明けましたが、毎日暑い日が続いていますね。皆様しっかり水分をとって熱中症にお気をつけください。(かくいう私は、部屋のクーラーが壊れているため、毎日寝苦しい夜を過ごしております)。

 

さて、今日は、帰ってきた「貧困問題連続市民講座」のご案内です。

 

皆様は今、日本の貧困率がどのくらいかご存知でしょうか?

 

2015年の日本の相対的貧困率は15.6%で、先進国の中でもかなり高い数字になっております。また、ひとり親世帯の相対的貧困率に至っては、なんと約5割!つまり、国民の約7人に1人が、ひとり親世帯に至っては約2人に1人が「貧困」と呼ばれる状態に陥っているのです。

 

このように貧困が広がる日本社会で、貧困問題についてどのように考え、取り組んでいけばいいかを、各分野に詳しい講師の方々をお呼びし、市民の皆様と一緒に考える―それが貧困問題連続市民講座です。

 

【トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率は、カーペットの値段に比例する。】

 

トーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率をp、カーペットの値段をvとすると、命題は、

              p=a×v

で表せる。

ただ、pは確率なので、0<=p<=1とならないといけないが、しかしvなんていくらでも高いものは想定できるので、0<=v<=∞となってしまう。

そこで、aは、vがある値をとるまでは定数だが、これを超えたところからは1/vとなる(つまり、pはvに関わらずつねに1になる)と考えるべきだろう。

 

人に遺言を書け書けとさんざん言っている身でありながら、よく考えると、自分は書いてなかった、と思い、ふと書いてみた。

2017年8月15日 (火)

司法委員会とは?

 皆様はお盆休み、楽しく過ごされましたでしょうか。

 

 人生初のブログ投稿です。司法委員会の副委員長として、投稿します。

 

 司法委員会は、その業務の性質上、このブログをご覧の皆様にはなじみがないと思いますが、司法制度、司法事務の改善進歩、判例・法令の運用などに関する調査研究をつかさどっています。

 

 具体的には、裁判所との懇談会を主催したり、法令が制定・改定される場合に、弁護士会として述べる意見を検討したり、会員向けの研修を企画したりしています。

 

 例えば、裁判所との懇談会であれば、裁判所のユーザーでもある弁護士として、普段の業務の中などでに、裁判所として改善して欲しい点などについて会員から意見等を募り、懇談事項としてあげ、それについて具体的に懇談を交わすといったものです。

 

 弁護士は普段の業務以外にこんなこともしてます、ということで紹介しました。