師走の霜月祭り
今年も残すところあと二十日。
私が本ブログの今年最初の執筆をさせていただいたのがつい最近だったはずなのですが・・・
さて、「●●の話題が出ると年の瀬だなと思う。」というのがあると思います。
たとえば終い弘法だったり、アメ横の話題だったり。
関西来て20年経つので、もちろん関西の話題でも、年の瀬を感じることはあるのですが、やはり自分の生まれ故郷の話題のほうがより強く年の瀬を感じる気がします。三つ子の魂百まででしょうか。
私の故郷、長野県飯田市にあります南信濃地区・上村地区、ここは遠山郷と呼ばれるのですが、ここで師走に行う霜月祭りの話題を聞くと年の瀬をより実感します。
この霜月祭り、国の重要無形民俗文化財に指定されていて、宮崎駿監督のアニメ「千と千尋の神隠し」のモチーフになったといわれています。
旧暦の霜月に行うお祭りで、神無月に出雲の国へ集まっていた神々が、自分たちの国へ帰る前に遠山郷に立ち寄る。その神々をもてなすというお祭りです。
東大阪市花園ラグビー場が新しくなった
大阪府にあるラグビーフットボール専用の競技場をご存じでしょうか。
東大阪市にある花園ラグビー場です。
正式名称は、【東大阪市花園ラグビー場】です。
東大阪市花園ラグビー場の大改修が本年10月に終了しました。この改修工事は、来年9月から開催されるラグビーワールドカップに向けて実施されたようです。
今回の改修の目玉は、何と言っても、大型ビジョンやナイトゲーム用の照明設備が設置されたことではないでしょうか。
さらに、トイレも改修されています。
非常に綺麗!
私もトイレを使用しましたがとても使いやすいです。
また、試合観戦時は競技場のトイレが混むことが多いのですが、東大阪市花園ラグビー場のトイレは、多数の利用者に対応できる設備になっていると思います。
細かな点かもしれませんが、スポーツ観戦する者としては、トイレが綺麗なことは非常に有難いことです。
おそらく、女性専用トイレも改修され、とても綺麗で使いやすくなっているのではないでしょうか。
312名、世界における1年間の殉職弁護士数
私は現在、カリフォルニア大学バークレー校のロースクールに留学しています。先日、殉職した人権派弁護士(human rights defender)の名前を読み上げて追悼するイベントがあり、私も一学生として参加しました。
そこで知ったことは、2017年だけで世界では312名の人権派弁護士の殉職が報告されているということでした。
(NGO団体Front Line Defendersによる調べ https://www.frontlinedefenders.org/en/resource-publication/annual-report-human-rights-defenders-risk-2017)
日本でもオウムによる殺害事件等の痛ましい例が過去あるものの、海外では昨年だけで3桁の人数が殺害されているとは思いもよりませんでした。
奈良少年刑務所跡地
奈良・般若寺の近くに奈良少年刑務所(平成28年度に廃止なので、正確には元少年刑務所)があります。
この建物は、不平等条約の撤廃をめざした明治政府が、国際水準の監獄を作り近代化を進めることを目的として建築したもので、ハビランド方式という、中央監視所から放射状に広がる5棟の舎房が一望できるスタイルのものです。定員700名弱。
表門と庁舎は、明治時代に築造された赤煉瓦で、最近まで実際に使用されていた名建築として著名です。
今後はホテルに生まれ変わる計画のようで、11月下旬の連休中、最後の一般公開として、同地で「奈良 赤レンガ フェスティバル」が開催されました。連日大賑わいのようで、私が行った日も若い女性グループやカップルを中心に大勢の見学者がいました。
プロジェクションマッピングあり、グッズの販売あり、驚いたのは、1時間1000円を払えば、特別シートをもらって舎房の部屋の中で、1時間飲み食いできる企画もあり、ビールとつまみで盛り上がっているグループもありました。
「看取り」と死後事務について
終末期(人生の最期)を自宅で迎えること,「看取り」を希望する方が増えているようです。たとえば,大阪市が平成29年3月に実施した「高齢者実態調査(本人調査・ひとり暮らし調査)」の報告書によると,「万一,あなたが治る見込みのない病気になった場合,終末期(人生の最期)をどこで過ごしたいですか。(〇はひとつ)」という問いに対して,41.5%が「自宅」と回答しています。また,国も「看取り」に対して積極的で,たとえば,「終末期医療の国指針を改定 厚生労働省は,終末期医療に関し治療方針の決定手順などを定めた国の指針(ガイドライン)を改定する方針を決めた…現在は主に病院を念頭に置いているため,自宅や施設でのみとりに活用できるよう見直す…今月中に改定案を有識者検討会に示し,3月末までにまとめる」(共同通信,平成29年1月6日付)といった動きがあるようです。
ところが,現在の状況のままで多くの人が「看取り」を選択し,かつ,国も「看取り」を積極的に勧めた場合,問題が生じるのではないかと思われます。「看取り」の後,死後の手当てが全くされていないためです。