2015年10月2日 (金)

流行語

ここ最近、いつもどこかで新しい流行語を聞いているなぁと思っています。

私なんかは、流行り廃りが好きな性格なので、耳にした流行語は使ってみたくなってしまいます。

そんな折、小学生の頃からの付き合いのある、とある友人を思い出します。

彼は流行に全く興味がないタイプの人間で、高校を卒業後、ある会社の工場に勤務していました。ある日、私は彼を誘ってラーメンを食べに行きました。

2人してラーメンをすすりながら、当時流行っていたKYという言葉を知っているか彼に確認したところ、知っている、とのことでした。

私はとても驚き、また、疑いながらも、意味を尋ねたところ、彼は、

 

「危険予知」

 

と言い放ちました。

彼の勤務工場の様々な場所に「いつでもKY!危険予知を怠るな!」といった注意喚起の記載がされた紙が貼られているようです。

私の方から、世間で言うKYとは空気を読まないという意味だと説明したところ、毎朝行っている「KY訓練」が「空気を読まない訓練」になってしまうやないか、とえらく御立腹でした。

 

2015年9月29日 (火)

正当性の否定

前回に続いて「正当性」について論じたいと思います。

 

今回の安保法案成立に至る過程で感じることは、国家権力の「正当性の欠如」です。

 

日本の安全保障のためには集団的自衛権及び集団的自衛権を担保する法整備が「必要」だとする論議と、憲法違反の疑いが強い法案を通すことは立憲主義の根幹を揺るがすことになりかねないのでそのような法案成立は「許容」できないとする論議の対立でした。

 

必要性論議と許容性論議は次元が異なるものなので、その論議の対立は平行線をたどるしかなく、それぞれを分けて論じることが必要です。

 

ただ、こうした、必要性論議と許容性論議を「あえて」平行線で論じることは政治の世界ではありがちなことなので(法律家としてはあってはいけませんが)、そのこと自体に特に驚きはしませんでした。

 

しかしながら、必要性論議の中で、「憲法の前に国家がある」論が、事実上、公然と語られていたことには驚きを感じました。

 

※本日はプロ野球中継終了後の放送となるため、時間変更の場合があります。 
 

 

大阪弁護士会 広報室の北野知広です。

 

MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」

本日お送りする放送は、梁 栄文弁護士と椚座 三千子弁護士のご出演です。

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続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、「法の日(10月1日)の由来と法の日記念行事」について、私、北野がご紹介いたします。

 

 

 

 

大阪弁護士会広報室の加藤慶子です。

 

当広報室は,定期的に司法記者クラブとの交流の場を持っており,
毎回著名な弁護士のゲストを記者と広報室とで囲む「居酒屋広報室」や
弁護士会からの広報関係を伝える「司法記者クラブとの昼食会」,
昨今話題の法律改正・社会問題について
短時間でその途のプロフェッショナルの弁護士から
お得に学べる勉強会「なるほど広報室」などを開催しています。

 

 

先日は,居酒屋広報室が開催されました。

居酒屋広報室のゲストは,室長以外は把握しておらず,
当日会場に来てみないと誰か分からない仕組みになっています。

 

9月19日、安全保障関連法の参議院強行採決に抗議し廃止を求める会長声明を発表しました。

 

【安全保障関連法の参議院強行採決に抗議し廃止を求める会長声明】

 

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