厚生委員会です。
厚生委員会の李暎浩です。
当委員会は、大阪弁護士会ならではのスケールメリットと独自のルートを活かして、1年に1度の大運動会、囲碁・将棋大会の開催、年間通じての健康診断の実施、大阪弁護士会の規則に基づく傷病見舞金等の贈呈決定、さらに、ミュージカルや歌舞伎の観劇チケット、プロ野球観戦チケットの割引販売等を行っております。
その他、メンタルヘルス等に関する講演会の開催等も行っており、大阪弁護士会会員の健康と福利厚生に寄与すべく、時代に合わせた活動を行って参りたいと考えております。
なお、昨年の大運動会は室内(大阪市中央体育館)で開催致しましたが、本年の大運動会は、月刊大阪弁護士会9月号でもご案内させて頂きますが、10月23日(日曜日)午前10時から午後3時半まで、長年恒例となっていた野外会場で開催予定です。豪華景品も用意されており、特にお子様とご一緒に参加される会員の皆様には満足して頂けるのではと存じます。ご家族、ご友人とお誘い合わせの上、是非、ご参加下さい。
けがれを隠す雪原に、六価クロムの花が咲く。
東京臨海の工場跡地をマンション開発することになった。マンションの建築は順調に進んだ。竣工間近となったある寒い日の夜、東京では雪が降った。ロマンチックに降る雪は、珍しく朝になっても地面一面を白く覆っていた。純白の雪を踏みしめながらマンション建築現場にやってきた所長が見たものは、一面真っ黄色に染まった雪だった・・・
築地市場の豊洲移転の話題を聞いて思い出しました。この話は、私がちょうど21世紀になった頃、当時勤務していた建設会社の上司から聞かされた「噂話」です。六価クロムで汚染された土壌の上に雪が積もった場合、その雪が実際に黄色く染まるのかもわかりません。しかし、2000年代初頭には既に、工場跡地や射撃場等の土壌汚染が、このような噂話が出る程度には問題視され、建設関連各社は汚染土壌対策工事の開発に力を注いでいました。私が噂話を聞かされたのも、私自身がちょうど土壌汚染対策工法のプロポーザル業務を依頼されたからでした。
証人尋問の影で
映画やドラマで、弁護士が尋問する場面があると思います。
反対尋問が成功して、証人が、「私が嘘をつきました。」
とドラマチックな展開もありますね。
でも、現場では、ほとんどそんな展開はありません。
少なくとも私には、そんな経験はありません。
だから、自分側の証人の準備が大事なのです。
証人の記憶があいまいだったり、緊張して、真っ白になったり、
法廷で立ち往生することも、ときにあります。
証人尋問は、多くの人には、滅多にない経験です。
だから緊張して当然なのです。
でも、
裁判所に伝えたい部分が伝わらないでは、尋問としては失敗です。
だから練習を重ねます。地道な作業ですが、依頼者と事件を共有するいい機会でもあります。
依頼者は、不安になって、尋問事項を覚えなければいけないのですか、と聞かれることもあります。一語一句を覚える必要は全くないと、私の場合は伝えます。
ちょっと待って
弁護士の西塚直之です。
弁護士業務の1つとして、市役所や区役所で法律相談をお受けすることがあります。
「先生、今日は全ての枠が埋まってます。」と言われることがたいていで、
それだけみなさん悩みを抱えておられるんだなぁと思います。
相談の中には法律相談ではなく人生相談で終わることもありますが、
とにかく来たときよりも気分よく帰っていただければ、
充実感もひとしおです。
法律相談は、離婚、相続、不動産、労働といろんな話があります。
その中でも私が気になっているのが「債権回収会社から・・・」という相談です。
正当な請求も勿論あります。
しかし、なかには消滅時効を援用すれば支払いを免れることができるのに、
「1万円でもいいから払ってくださいと言われたんですが・・・」とか
「訴えられてしまいました」と
相談に来られる方がいらっしゃいます。