台風で一日順延となりましたが、今年もいよいよ甲子園の開幕ですね。

今日から熱戦が繰りひろげられることでしょう。

 

しかし、甲子園に負けない、いえ、それ以上の熱戦が8月5日(土)に大阪地方裁判所で繰り広げられていました。

 

第11回目となる高校生模擬裁判選手権(関西大会)です。

今年は応募校が多く、はじめて予選を行い、本選出場校は、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県から8校でした。

 

この高校生模擬裁判選手権というのは架空の刑事事件を題材に実際の法廷で高校生が検察側と弁護側に分かれて、証人尋問、被告人質問を行い、その証言も証拠の一つとして、それぞれ有罪・無罪の主張を行います。

 

架空の刑事事件とはいえ、日本弁護士連合会が作成しますので、本格的なものになっています。

 

そして、審査はその立証内容や論理立てた説明ができているかなどが審査されます。

 

2017年8月4日 (金)

法教育の大切さ

 弁護士の仕事をしていると、相談者の方々の考え方と、弁護士としての考え方の違いを感じることがあります。

 

 たとえば、先日は、刑事事件の依頼者の方から「黙秘をしたら印象が悪くなりませんか?」「悪いことをしたから黙秘しているんだと疑われませんか?」と聞かれました。

 

 弁護士は、黙秘をしても印象が悪くなることはないし、そのようなことがあってはならないと考えます。黙秘権を行使することと、悪いことをしたかどうかは、関係のないことです。

 

 私たちの国の憲法は、私たち国民に黙秘権を保障しています。これは、悪人を守るためのルールではなく、無実の人が誤って処罰されることを防ぐ、私たちみんなのためのルールです。

 黙秘権を行使できなかったために誤って処罰されてしまったことが、後になって判明した事件もたくさんあります。

 

 法律の理解を深め、正しく権利を行使できる社会、正しく義務を守る社会にするためには、法教育がとても大切です。

2017年8月4日 (金)

公立高校の甲子園

 高校野球検定初級(中級不合格)の高橋です。いつもは法律に絡む話をしますが,今回はとして高校野球の話をします。

 

 夏の甲子園の大阪大会決勝で,大阪府立大冠(おおかんむり)高校が大阪桐蔭高校と熱戦を演じました。約30年前に分校として設置されたこの高校は,破壊力ある打線で,選抜優勝校を最後まで追い詰めました。中村紀洋選手を擁した平成2年の渋谷(しぶたに)高校以来の公立高校の大阪の夏の代表まであと一歩でした。

 

 1970年頃の「私学7強」(浪商,明星,興国,北陽,大鉄,PL学園,近大附属),その後の上宮,大阪桐蔭,履正社などがひしめく大阪で,公立高校の甲子園出場は至難の業です。しかし,終戦直後は公立高校も強かったのです。春の選抜では,昭和24年に北野高校が芦屋高校を破って優勝しました。議員定数違憲訴訟などに取り組んだ大阪弁護士会の故山本次郎弁護士はその中心選手でした。生前は,一死満塁のサヨナラのピンチに北野高校のレフトがライナーを捕球してセカンドに投げてダブルプレー,といった話などをよくしておられたようです。昭和27年の夏には,八尾高校の木村保投手(元阪神)が,予選から本大会の準決勝まで全て完封という史上初の記録で勝ち進みましたが,決勝では芦屋高校に雪辱されました。

今回は,大阪弁護士会知的財産委員会の広報担当としての投稿です。

 

7月20日,グランフロント大阪タワーC9Fにて,大阪デジタルコンテンツビジネス創出協議会(ODCC)ライセンスビジネス研究会が主催し,ブレンド関西クリエイティブネットワークが協力するイベント「ソーシャルメディア時代のアニメ&キャラプロデュース」が開催されました。

 

第1部では,株式会社ファンワークスの高山晃社長をお招きし,ネット発のキャラクタービジネス「やわらか戦車」,地域のプロモーションとしてのショートアニメ「YUZU7」,ニューヨークタイムズでも取り上げられた「アグレッシブ烈子」等の作品を紹介いただくとともに,ショートアニメの潮流について解説していただきました。

テレビの見方が変わってきており,リアルタイムで見ている人は少なく(録画やオンデマンドで見ている人が多い),複数メディアとの「ながら接触」が多い(アニメを見ながらタブレットやスマホを使いSNSに投稿する)等の話は非常に興味深いものでした。

 

 

 

6年ぶりの投稿になります。「若手」ではなくなったことから、ブログ担当を卒業し、投稿から離れていましたが、今回は復興支援委員会の担当として投稿させて頂きます。

 

東日本大震災から6年、熊本の大地震から1年が経過しました。

当時は衝撃的であったあの大震災も、日がたつと「喉元を過ぎて」しまい、日々の日常に追われて、ついつい忘れていましがちです。

 

少し前になりますが昨年2016年12月に、復興支援委員会の有志で熊本県にお伺いしました。当時は、震災から8か月がたち、大阪ではそのニュースを目にすることもほとんどなく、ついつい、「復興が進んでいる。」あるいは「完了した」と錯覚してしまいがちな時期でした。

 

しかし、いざ現地に到着すると、仮設住宅で不便な生活を続けている方々、撤去の順番待ちが全半壊したまま放置された建物、そして、まだ手付かずと言っても過言ではない阿蘇大橋崩落現場。

復興は、進んでいるどころか、「ようやく始まったばかり」という感じでした。