法曹養成制度検討会議
昨日,今日と各地で選挙権の一票の格差についての判決が相次ぎました。
広島高裁では,昨日と今日とで結論が変わるなど,
皆さんにとってわかりにくいことが多いかもしれません。
各判例を分析して,皆さんにわかりやすく説明するには,
時間も私の能力も若干不足していますので,
この問題については明日以降の方に泣く泣く譲りたいと思います。
さて,では何を話そうかと考えたのですが。
中井といえば法曹人口,司法制度改革,と勝手に思っているのですが。
今日,法曹養成制度検討会議が,「法曹三千人」を撤回する方向で中間提言をまとめるようだとのニュースが流れました。
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032201002312.html
世間的には全く注目されておらず,テレビのニュースなどでは流れていないようです。
新しいノートパソコン
年末に、普段使っていたノートパソコンを壊してしまい、
修理に出しました。
修理に出したのが年末であったため、
修理まで相当の時間がかかるだろうとは思っていました。
しかし、1月中旬見積もり、1月下旬修理終了と言われると・・・。
とりあえず修理に出したのはいいのですが、
いざ、ノートパソコンがない状態だと、
メールを見たり、打ち合わせの時にメモを取るのにひと苦労。
特にメールは、スマートフォンでも見られるのですが、
返事を書くのが大変。
予備のパソコンを引っ張り出してきたのですが、
どうも調子が良くない。
結局、年明けに新しいノートパソコンを買ってしまいました。
タッチパネルタイプは値段が高くて手が出なかったのですが、
かなり人気があるようです。
法曹養成制度検討会議
法曹養成制度検討会議なるものが発足したようです。
このブログを読んで下さっている方の中には、
この手の話題に興味を持って下さる方も多いのではないかと思います。
論点整理を見ているとなかなかおもしろいです。
http://www.moj.go.jp/content/000101333.pdf
現実をある程度見ているようですが、
中には「ええ、そうかぁ?」と思わされるところもあります。
特に、「今後の法曹人口のあり方」なんかは、
正直、読んでいてあまりよくわかりません。
法曹養成制度は、何不自由無く暮らしている人たちにとっては
まあ、関係のない事柄でしょう。
出来れば皆さんに興味を持っていただきたいのですが、
かなり興味を持っている私が読んでもよくわからないぐらいですから
なかなか難しいでしょうねぇ。
弁護士という仕事に魅力はないのか?
なぜ弁護士という仕事をしているかきかれると
私は、「他に出来ることがないからだ。」とか、
「でもしか弁護士と呼んでくれ。」等と答えることが多いです。
これは、何もふざけているわけでもなく、
私が弁護士になるまでの経緯からすれば、正にその通りだからなのですが、
周りの人には理解してもらえず、
「またナカイが受け狙いでなんか言ってる。」みたいな評価をされてしまうのは
実に不本意です。
まあ、実際、この仕事に魅力を感じたからこそ
「なりたい」と思ったのであり、
魅力を感じているからこそ続けているのだとは思います。
この、弁護士という仕事の「魅力」について最近考えさせられる話を聞きました。
法科大学院の定員割れの話とか、貸与制の返還猶予の話とかもありますが、
今回聞いたのはそれよりももっと直接的な話です。