「いじめ新法で何が変わるか」 ~シンポジウムのご案内~
2015年になって初めてのブログです。
今年もよろしくお願いします。
さて小島先生にも14日のブログで触れて頂いていますが、
平成27年2月7日 午後1時~午後4時30分
大阪弁護士会館 2階にて
「いじめ新法で何が変わるか
~増える「いじめ」相談に弁護士としてどう対応する?」
との名称で、シンポジウムを実施します。
いじめ新法は、正式には
「いじめ防止対策推進法」
と言います。
現時点で成立してから2年に満たない新しい法律です。
この法律ができたことで、
学校における「いじめ」事案の対応は、
これまでと大きく変わることになりました。
このシンポジウムでは、
主に学校問題に取り組んだ経験が多くない弁護士に向けて、
弁護士がいじめ問題に取り組んで頂くための基本的知識を学んで頂く場を提供するものです。
弁護士劇団ななころび最新公演告知
大阪弁護士会には、会員有志で結成された劇団「弁護士劇団ななころび」jというものが存在し、私もそこの劇団員です。
これまでは、主に遺言・相続センターのイベントで法律的な内容を分かりやすく伝えるために寸劇を行うなど、弁護士会での活動が中心でした。
しかし、最近は弁護士会以外からもオファーを頂くようになり、さらに内容も寸劇からある程度ちゃんとした劇までいろいろと活動範囲が広がってきました。
先日は、弁護士会が提供するMBSラジオ「ほな行こか~」の公開収録イベントで嘉門達夫さんと共演させて頂きました(その模様はこのブログでも照会されています。)。
そして、今週末の日曜日(1月18日)午後1時から坂井総合福祉会館6階ホールにて、堺市社会福祉協議会北区事務所・東区事務所主催の市民講座「遺言相続 成年後見」と「手話落語」というイベントにおいて最新劇「絆のカタチ」を行います。
今回は調子に乗って45分程度の本格的な講演で、しかもほとんど笑い無しという無茶を行います。
会場はなんと500人も入る大ホールです。
さらにさらに、無謀にもなんと私が主役です!!
師走・しわす・シワス・幸す
月並みの言葉ですが,本当に,月日の流れが早いです。
そして,年をとればとるほど,
月日の流れを感じるスピードというのは,
もっと加速度を上げて早くなるそうです。
12月は,紛争解決に適した時期だと思います。
やはり「今年のことは,今年のうちに片づけたい。」
という気持ちになる方は多く(依頼者でも,相手方でも),
そのため,弁護士業は,年末に向けて
加速度を上げて忙しくなっていきます。
私は,この12月で弁護士となって丸4年になります。
そんな,振り返る時間もないまま,
ここまで走ってきたように感じています。
成長できているのかな?
日本酒の世界進出における弁護士の役割について
昨日,三連休最後の文化の日に,「神戸どうぶつ王国」に妻と子供と一緒に遊びに行った帰り,灘の酒蔵「神戸酒心館」にある料亭「さかばやし」を訪れました。JR石屋川駅から徒歩圏内と,まずまずアクセスしやすい場所にあり,日本酒3種飲み比べに懐石料理を頂いて,大人1人5000円程度と,コストパフォーマンスも良く,かなりお勧めです。
日本酒3種飲み比べは,大吟醸から始まり,純米酒,最後は純米生酒と,ちょうど料理の進行にあわせて徐々に風味豊かなものが出てくるようになっており,さすが蔵元が運営している料亭,と感銘を受けました。
ところで,国税庁が公表しているデータによれば,昨年の日本酒の輸出額は105億2400万円で,10年前に比べて約2.7倍に増えているそうです。
昨年,安倍首相は,ロシアのプーチン大統領の誕生日に日本酒「獺祭」とぐい飲みを贈ったそうですが,「獺祭」の蔵元である山口県の旭酒造は,世界17か国,500以上のレストランに製品を販売しており,同社の生産量は10年前の10倍に上っているとのこと。
少年院での法教育授業
先日,「デートDV」についての法教育授業を,
少年院で行ってきました。
少年院での法教育事業は,少年院側のニーズがあり,
大阪弁護士会法教育委員会と子どもの権利委員会が,
法テラスとコラボして実現した企画です。
デートDVとは,交際相手からの暴力のことをいいます。
特に,若年層の交際相手からの暴力についての
啓発活動の意味が込められている言葉だと思われます。
いわゆるDV防止法が昨年改正され(今年1月施行)
(「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」),
これまでは,配偶者又は元配偶者からの暴力を
適用対象としていたものが,
生活の本拠を共にする交際(婚姻関係における
共同生活に類する共同生活を営んでいないものを除く。)
をする関係にある相手からの
暴力及びその被害者についても,
DV防止法の適用の対象となりました。