弁護士会将棋大会
先日,大阪弁護士会の将棋大会3位決定戦があった。
相手は,同じビルのH山先生である。
私の三間飛車対H山先生の居飛車穴熊。
穴熊というのは,一番マス目の隅に玉を匿う戦法である。
私の桂馬を犠牲にした攻めが決まったと思いきや,H山先生の受けがしぶとく膠着状態に,そのうち,私が守らないといけないところ攻めに出てしまい,そこから形勢がH山先生に傾き,最後はきれいに詰み上げられ,H先生の勝利。
やはり負けると悔しい。
でもこの悔しさがあるから勝てば嬉しいのであろう。
来年こそは。きっと。
二回試験
弁護士になってもうすぐ1年が経ちます。
今からちょうど1年ほど前、二回試験が終わって解放感に浸っていました。
二回試験。
あまり聞きなれない言葉だと思います。
弁護士、裁判官、検察官になるために、司法試験に合格しなければならないことは多くの方がご存知ですが、二回試験の存在はあまり知られていないようです。
司法試験に合格すると、1年間の司法修習という研修期間がありますが、二回試験というのはその司法修習の卒業試験のようなものです。
正式名称は、「司法修習生考試」といいます。
なるほど、これほど味気ない名前では、別名がつくのも理解できます。
では、なぜ「二回」試験なのか。
弁護士など法曹になるために合格しなければならない、司法試験に続く2回目の試験ということで二回試験と呼ばれるようになったようです。
この二回試験、実はかなり過酷な試験です。
交通事故被害者救済プロジェクトby大阪弁護士会
大阪弁護士会は、連続市民講座の一環として、「交通事故の被害者向けセミナー」-知らずに損をしていませんか?損害賠償請求のノウハウ-と題し、来年2月4日(土)に交通事故の被害者向けセミナーを開催します。
大阪府警のHPによれば、平成22年度の大阪府下の交通事故発生件数は5万1292件、死者数は201人、負傷者数は6万1469人に上りますが、その大部分が裁判所などの紛争解決機関を経ずに解決されています。
交通事故にあった場合には、加害者が契約する保険会社との交渉を経て示談に至るのが一般的ですが、保険会社が提示する金額は裁判所で認められる可能性のある金額と比べて十分でない場合も少なくありません。
弁護士にご相談いただければ、適正な賠償額を知ることができます。
振り返る機会
先日、今月から修習に入る方と会って話をする機会がありました。
せっかく会って話をするのですから、少しでも意味のある時間にしたいと思いましたが、僕のような駆け出しが何を話せるか考えました。
実務に入る前と後とで違っていたこと、自分が扱ってきた事案や成功談・失敗談、現状、これからの展望。
後輩に話す内容を考えることは、自分のこれまでの歩みや今の立ち位置を振り返る、いい機会になるものです。
結局は身の丈どおりの話しかできませんでしたが、同期や先輩に話してもしたり顔で軽く受け流されてしまいそうな失敗談や苦労話でさえ、幸いなことにこれから実務を見られる方にとってはどれも新鮮に映ったようです。
弁護士には守秘義務がありますので、自分が扱っている事件の内容や結果について誰かに不用意に話すことはできません。
それも手伝ってか、自分が扱った事件について改めて振り返る機会は意外と少ないように思います。
親不知と弁護士
先日(といってもほぼ2ヶ月前ですが),親不知を抜きました。
親不知の抜歯に失敗すると手がしびれるなどという怖い話を聞いていましたので,病院選びから慎重に検討しました。
最初は各病院のHPを中心に検討しました。