函館の人権擁護大会のご報告
10月2.3日、函館で日弁連(日本弁護士連合会)の第57回人権擁護大会が開かれ、初日に2つのシンポジウムが開かれた。
「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ-原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ」と「障害者権利条約の 完全実施を求めて-自分らしく、ともに生きる」と、原発問題と障がい者の権利を取り上げたもので、函館市民のご参加もあって、合わせて2000人以上の参加者を得て、盛会だった。
私はこの行事を担当する日弁連副会長でもあるので1日から函館に入り、3泊4日で滞在したが、いやあ、函館は美味しい!
なんといっても海鮮ものが新鮮。ちょうどイカ漁が盛りで、イカ釣り船の漁火が夜の海を彩っていた。
ホテルの朝食から海鮮どんぶり状態。イカもイクラもいやほど食べ、明らかに3泊4日、食べ過ぎて、怖くて体重計に乗れない。
と いうことで、最後の日のお昼ご飯は軽く済まそうと回転寿司に行ったが、回転寿司も、お・い・し・い!
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿1006」 今夜放送
独立の報告&リーガルハイSP
さて、10月1日をもって、独立&新事務所開設をいたしました。
これも多くの方々に支えられてのことですので、まずは、この場をもちまして、皆様方へ御礼申し上げます。
弁護士以外の方にとっては、弁護士の独立と言われても、何のこと?と思われるかもしれません。
簡単に言えば、自分の事務所を設立することですので、場所の選定、内装備品の選定、諸道具の用意、関係各所への連絡等、とにかく、全部、自分ですることとなります。通常業務と並行してやらないといけないわけで、御多分にもれず、私も9月はアップアップした生活を送っておりました。正直、もう一度、やれと言われましたら、逃亡しそうです・・・
ともあれ、独立して新オフィスで執務を開始できておりますので、これまで以上に、多くの方々に納得いただけるような仕事をしていかねばと思っている次第です。皆様、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
そして、次に宣伝です(笑)。
私が法律監修をしている「リーガルハイ」がスペシャルドラマとして、
11月22日(土)午後9時~午後11時10分(フジテレビ系列)
キャンペーン「今,なぜロースクールで学ぶのか」について
きょうの私の話は,弁護士としてというより,あるいは弁護士としてとともに,法科大学院の教員としてのPRです。
今月末から,主催・法科大学院協会,共催・日本弁護士連合会による,
「今,なぜロースクールで学ぶのか」が全国各地で開催されます。
10月25日(土)13時からの明治大学駿河台キャンパスでの開催が皮切りです。
関西では,11月30日(日)13時30分から京都大学吉田本部キャンパス(法経第4教室)で,京都にある法科大学院が中心になって開催されます。
また,12月13日(土)午後には,大阪弁護士会館を使い,こちらは大阪府下の法科大学院が中心になって開催されます。
兵庫県でも開催が予定されており,日程などが今後決まると思います。
法曹(裁判官,検察官,弁護士)になろうという希望者の全体に減少傾向がみられます。また,法曹になりたいと思っている人にも,予備試験経由を目指す人が増え,法科大学院を敬遠する傾向があります。
そういう皆さんに,法曹の魅力を伝えるとともに,「法科大学院で学ぶこと」の意味を伝えるための催しです。
大阪地方検察庁「再犯防止対策室」の設立についての会長声明
10月1日、大阪地方検察庁「再犯防止対策室」の設立についての会長声明を発表しました。
【大阪地方検察庁「再犯防止対策室」の設立についての会長声明】
大阪地方検察庁が、障がいのある被疑者・被告人に対する取組として、平成26年10月1日付で社会福祉士3名を採用し、「再犯防止対策室」を設立することが発表された。
当会は、従来より、大阪府地域生活定着支援センターや大阪社会福祉士会と連携し、障がいのある被疑者・被告人のために司法と福祉との連携を図る活動を展開してきた。そして、この度、大阪地方検察庁に設置された「再犯防止対策室」については、罪に問われた障がい者の人権保障の見地から、その者に必要な福祉との連携を図るものとして、歓迎する。
その上で、「再犯防止対策室」の障がい者に対する福祉的支援の施策の運用にあたり、以下のとおり要望する。