娘の元交際相手から、しつこい電話 警察の対応が鈍い-<法律のツボ>
典型的ストーカー行為、証拠残して
Q.横浜で一入暮らしをしている大学生の娘のところに、半年前まで交際していた男から「よりを戻してほしい」と何度も電話がかかってくるそうです。この前は自宅近くで待ち伏せされたと聞きます。警察にも相談しましたが、担当者の反応は鈍く、あまり動いてもらえそうにありません。どうしたらいいでしょうか。
A.元交際相手の電話や待ち伏せは、典型的なストーカー行為です。あなたの娘さんが深刻な危害を加えられる前に、警察には迅速かつ適切に対応してもらわなければなりません。危険な状況にあることを警察に理解してもらうためには、元交際相手の行為について、できるだけ証拠を残しておくことが重要です。
美容外科でクレジット契約 途中キャンセルは-<法律のツボ>
民法上の準委任契約で原則可能
Q.私は先日、美容外科クリニックで脂肪溶解注射を受けました。雑誌の広告には「1本1万5000円」と出ていたのですが、実際に行ってみると「8~9本の注射を3回受ける必要がある」と言われました。
高すぎると思ったのですが、店員3人に長時間説得され、3回分のクレジット契約を結んでしまいました。効果には個人差があるとも聞き、やっぱりもうやめたいと思っています。キャンセルはできますか。
未来のなでしこジャパン候補生
八十です。またまた、サッカーの話題です。
昨年末、堺市立ナショナル・トレーニングセンターで、昨年に引き続き、日本サッカー協会のサッカー教育プログラム「JFAアカデミー堺」において、法教育の授業を行ってきました。
高槻市での法律セミナー
大阪弁護士会広報室の小島です。
2月8日(土)、高槻市後援による法律セミナーが開催されました。
前半の法律セミナーでは、講師の定岡由紀子会員による「法律で守られた労働者の権利について」の講義と質疑応答が行われ、後半は、個別の法律相談が実施されました。
大阪弁護士会では、2月22日(土)、寝屋川市の後援により、消費者問題に関する法律セミナーと無料法律相談会を実施いたします。
みなさま是非お越しください。
詳しくは大阪弁護士会HPをご覧ください。
ネット上に覚えのない中傷 不動産の仕事に影響-<法律のツボ>
名誉毀損で被害届、告訴も
Q.私は不動産店を経営しているのですが、インターネットの掲示板に「暴力団と親交がある店」と全く身に覚えのない中傷をされて困っています。
最近は嫌がらせ電話もかかってくる次第です。取引先からも不審がられており、このままでは仕事に響いてしまいます。どうしたらよいのでしょうか。
A.暴力団と関わりがあるとのうわさが広がれば、社会的信用を失い、取引を拒否されるなど経営に重大な打撃を受けてしまいます。従って、今回のネット掲示板への書き込みは名誉毀損罪に該当します。