ローマ法の学生論文を書いた頃のこと
表題は,民事訴訟法の大家・三ヶ月章先生(元東京大学名誉教授)の1983年のエッセイの題名です。
当時受験生だった私が何気なく買った「法律論文の考え方・書き方」(有斐閣)の最後に載っていました(三ヶ月章「民事訴訟法研究第8巻」に「雑録」として収録されています)。
今では信じられないことですが,昭和17年当時は,東大(帝大)法学部に入学すると,最初に「ローマ法」を学んだそうです。
そこで優秀な成績を収めた三ヶ月先生には,今の価値で数十万円の奨学金が与えられることになったのですが,そのかわり,ローマ法についての論文を書くという「対価」が課せられました。
法学部入学のわずか半年後にローマ法の論文を書くということなどは想像もつかないことですが,三ヶ月先生は,1年をかけて,「契約法に於ける形式主義とその崩壊の史的研究」という論文を書き上げたのです(「民事訴訟法研究第5巻」に収録)。
しかも,そのレベルは中途半端なものではなく,今でも時々引用される,価値のある興味深い論文です。
旧制の大学法学部は3年間でしたが,当時は戦時下で半分の1年半に短縮されていました。
「これでいいのか!?福島県県民健康調査 ~放射線による健康被害を考える~」を開催します
市民集会「日本はどこに向かうのか?~各界から上がる安保法案への反対の声~」開催しました
8月8日(土)、市民集会「日本はどこに向かうのか?~各界から上がる安保法案への反対の声~」開催しました。
早稲田大の水島朝穂教授の講演や「安保関連法案に反対するママの会」のみなさんにも登壇いただきました。
MBSラジオ「弁護士の放課後 ほな行こか(^o^)丿0810」 今夜放送
大阪弁護士会 広報室の北野知広です。
MBSラジオ1179「弁護士の放課後 ほないこか」
本日お送りする放送は、志和謙祐弁護士と椚座三千子弁護士のご出演です。
弁護士の夏休みって? 弁護士の家庭内交渉の実態とは? 楽しく語って頂きました。
続いて、『法律のほ~』のコーナーでは、大阪弁護士会 副会長の岩佐嘉彦弁護士に、「第15回 大阪弁護士会人権賞」について紹介いただきます。
明日からもがんばって!!
4月30日以来2度目のブログ投稿となります,森下久美子です。
前回のブログもお片付け・掃除関連の話題だったのですが,恐縮ながら今回も同じような話題です。(ブログを始めてから,自分の興味が掃除に向いていることに気付かされました。)
最近、うちに「ルンバ」(ロボット掃除機)がやってきました。ルンバは床に落ちている埃等を掃除してくれるロボットで、掃除を終えると自ら元の場所(充電器のある場所)に戻る賢い子です。
初めてルンバを走らせた日のこと、ウキウキしながら帰宅すると、残念なことに、ルンバが玄関で息絶えていました。どうやら分厚い玄関マットを一旦は乗り超えたものの、もう一度上ることができず、ずっと玄関を掃除してそのまま充電切れとなったようです。
また、ある時には、ルンバを走らせた後、リビングにあるはずのごみ箱が忽然と消えました。至急捜索にあたると、洗面所にごみ箱が倒れており、どうやらルンバが運搬したようでした。(ルンバの馬力は結構すごいということが、お分かりいただけるかと思います。)