裁判官・検察官の転勤
桜の季節が近づいているはずなのに,今年はまだまだ寒いですね。
でも,日差しは確実に春らしくなってきています。
もうすぐ4月。
4月から新生活が始まる方も多いと思います。
さて,この時期は,裁判官・検察官も転勤の時期です。
通常,裁判官は3年に1度,検察官は2年に1度,転勤があると言われています。
転勤が頻繁にある理由としては,
特定の土地に長く居続けると,その土地の人と仲良くなってしまい,
適切な裁判や適切な起訴ができなくなるから,ということを聞いたことがあります。
転勤によって,事件を担当する裁判官や検察官も変わることになります。
「次回からは他の裁判官がこの訴訟を担当します。今までありがとうございました」
マレーのハラ(私の履歴書2)
すでに飽きてしまった「私の履歴書」だが,
私のマレーシア時代について語らないで終わるわけにはいかないだろう。
何を隠そう(別に隠してないが),私は帰国子女なのである。
小学校5年生のとき,父の仕事の都合でマレーシアに行くことになった。
親の都合で海外に行くことになった子どもの心境は様々だと思うが,
小学5年生の私の胸に宿ったのは,
「日本に帰ってきたとき,まだこち亀やってるだろうか?」だった。
つまらないことに思われるかもしれないが,
当時の私にとって,海外に行くということは,今まで当たり前に楽しんでいたことが当たり前でなくなることであったし,
帰国するころには世の中がすべて変わっているのではないかという不安しかなかったのだ。
(ちなみに,当時の私もこち亀が2012年になってもまだ連載しているとは夢にも思わなかった)
かくして,私のマレーシアでの生活がはじまったのである。
弁護士をしていてよかったなあ・・・
最近、ちょっといいことがありました。
私の主な取扱い分野の一つに税務があります。
3年ほど前の独立したころ、とある税務訴訟の依頼を受けました。地域密着型の個人病院を営む方が依頼者でした。
開業時に多額の借入れをして設備投資をしたのですが、返済に窮したため、その借入金債務の一部の免除を受けて事業再生を図ることにしたそうです。
ところが、その債務免除益に対して多額の税金を課せられてしまい、相談に来られたのです。
その方には課税された税金を支払うだけの資力はなく、課税されてしまっては経営が破綻し事業継続が不可能となってしまう状態でした。
そこで、この課税処分の取消を求めて訴訟を提起することになりました。
約2年半の審理を経て、先日、課税処分を取り消すとの判決が言い渡されたのです。
おめでとう。そして、ありがとう。
今朝テレビをつけて目に飛び込んできたのは小栗旬さんと山田優さんの結婚発表。
おめでたいですね☆
実は今日は私にとってもおめでたい日なのです。
今朝未明に電話でたたき起こされ…もとい、電話をかけてきてくれたその相手。
今日この日に、彼女にプロポーズをするのだとか。
「指輪、受け取ってくれんかったらどうしよう~。」
なんて言っていたけれど、
よくよく聞いてみればその指輪、彼女と一緒に買いにいったものだそう。
普通に考えて受け取らないなんてことないでしょう。
でも、まさか…いやいや、そんなことはあり得ない。
なんて、私までドキドキわくわくしてしまいました。
今日あなたが話をしてくれたことを光栄に思います。
幸せのおすそわけをありがとう。