初・ブランドもの
これまで何にせよ高級ブランド品に縁のない生活を送って来ました。
「先立つものが…」というだけの話でもありますが、どういう訳かそういった高級ブランド品に興味を持つことなく今に至っているのです。
そんな僕なのですが、つい先日、某ブランドショップで10数万円ものお金をお渡ししてそのブランドの商品を3品も手にする機会があったのです。
なぜ単に「買いました」といえないか。
被疑者国選事件の被害弁償・示談で受け渡しをしたからです。
人生初の高級ブランド品の購入が弁護人としての被害弁償・示談という事件絡みになるとは思ってもいませんでした。
某ブランドショップの店頭で、ご丁寧に包装された1品1品をゆっくり確認し、またまたご丁寧に包み直される様子を見ているところまでは優雅でいいのですが、いざ支払いの段になると事件記録から現金の入った茶封筒と示談書を取り出すことになるのですからやっぱりサマになりません。
再審判決シンポジウム
身に覚えのない罪で投獄されないために,私たちがしなければならないこと。
警察官,検察官の行う取調べの全過程を録画し,取調べのありようを検証する仕組みを確立することです。
3月19日の拙ブログ(http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/59/entry/784)でご紹介した布川事件の再審判決が,いよいよ5月24日に言い渡されます。
公判の進み具合をみる限り,無罪判決の可能性が極めて高いといえるでしょう。
絵本プロジェクト
先日、十数人の女性弁護士と集まる機会がありました。
メンバーも若手から中堅、ベテランと様々な方が集まって、
女性特有の仕事の悩みや将来のことなど沢山の話をすることができて
とても有意義な時間を過ごすことができました。
卒業
この度の東北関東大震災でお亡くなりになられた1万人を超える犠牲者の方々には謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また,被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
毎日のようにテレビなどで映し出される被災状況を目の当たりにして,私にできることは何なのか自問自答する日々が続いていますが,なかなか答えが見つかりません。
そんな中,私が所属する「友新会」という大阪の弁護士のうち600名余りが構成員となっている団体の中で,さらに登録10年未満の若手弁護士280名ほどが構成員となっている団体「友新若手会」の会の会計から100万円を義捐金として日本赤十字社に寄付させていただきました。我々ができることは他にも色々とあるかと思いますが,まずは今回の義捐金の寄付の通じて我々会員の思いが被災者に届けられたらと願うばかりです。
ただ,私自身は,その友新若手会をこの3月いっぱいで卒業することになります。友新若手会にはいろんな意味で思い入れが強いだけに,卒業するのは非常に寂しい限りです。