弁護士A「新63期のAです。よろしくお願いいたします。」

 

弁護士B「●期のBです。」

 

  

弁護士同士の初対面の際の挨拶は、こんなかんじで、

(特に若手ほど)「●期の」、と入ることが多い気がします。

 

 

自己紹介の枕詞になるほど、弁護士にとって、「何期であるか」は、非常に重要です。

 

期が上であるというのは、すなわち弁護士としての経験があるということですので、

自分より年齢が下でも、期が上であれば、基本的に期が上の弁護士の方が目上になります。

 

 

 

挨拶の次に、話題になるのが「どこの修習地か」ということかと思います。

 

宇宙世紀0079年6月某日 CLUB銀河

彦星

「なー頼むわ,デネブちゃん。俺と結婚してーや」

デネブ

「そんなこと言って,彦星さん結婚してるじゃないですか。

1年に1度しか会えない純愛って,世間でも評判ですよ」

彦星

「1年に1回しか会えへんあんな奴より,若くてかわいいデネブちゃんのほうがええに決まってるやん!

なー,あいつと別れたら結婚してくれる?」

デネブ

「別れてくれるなら考えてもいいよ」

彦星

「よっしゃ!来月7日にはあいつに会うし,別れてくれって言うわ!

そしたら結婚してや!」

 

 

同年7月7日天の川近郊

織姫

「あんた,1年ぶりやね!会いたかったわ!」

彦星

「・・・ああ,そやな」

織姫

2011年7月6日 (水)

弁護士の一日

弁護士は普段どんな日常を送っているのだろうと疑問に思われている方も多いと思います。

このブログでも一日のスケジュールを紹介されていた方もいたと思いますが、今日は私のスケジュールを紹介してみたいと思います。

 

普段ですと、朝、自宅から直接事務所に行くのですが、今朝は現在国選弁護人をしている刑事事件の被疑者と接見するために某警察署に赴きました。

接見とは、拘置所や警察署において弁護士が被疑者や被告人と面会し、打合せをすることをいいます。

ちなみに、被疑者と被告人の違いですが、起訴されるまでは被疑者と呼ばれ、起訴されてからは被告人と呼ばれています。

そして、今朝は、約30分程度被疑者と接見し、その後、事務所に行きました。移動時間としては合計でだいたい1時間30分ほどでした。

 

その後、午前11時半ころですが、相続財産管理人をしている件で関係者と打合せを30分程度しました。

相続財産管理人とは、亡くなった方に相続人がいない場合、その亡くなった方の財産を管理処分するために裁判所から任命される者をいいます。通常、弁護士が任命されることが多いです。

 

 今日は、前回に引き続きipadで利用しているアプリを紹介してみようと思いますが、弁護士の日常業務をipadだけでどこまでこなせるのかという観点で紹介してみたいと思います。

 

1 メール

2011年7月4日 (月)

たまには まじめな話でも

  弁護士(弁護人)の関わりが一般の方にわかるような形でメディアに報道されるような刑事事件は,

死刑や無期懲役が科せられるような重大事件か無罪判決の事件ですよね。

  でも,実際のところ,重大事件でも無罪を争うのでもない事件が世の中にはた~くさんあります。

そういう事件を簡単に表現するためにあえて「普通の事件」と言うと,私が刑事弁護を担当するほとんどが普通の事件です。

 

 

  罪を犯した事実に間違いがなければ,あとは被告人や少年の側から見て,

処分を決めるにあたり裁判所に考慮してもらいたい事情を説明し証明するのが裁判や審判での弁護士の仕事です。

  

  私が普通の事件に弁護士として関わるとき,そういう一般的な仕事をする中で,

事件を起こした本人が,その罪や自分の生き方,考え方を後悔したり反省したりする気持ちがあると感じられる相手であれば,

私が担当するこの事件がその人が捕まる最後であって欲しいという思いで接しています。

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