大阪弁護士会広報室の小島です。

 

平成26年6月から、大阪弁護士会総合法律相談センターの弁護士会館での法律相談では、ご相談者の方を対象に、相談時間中、無料の一時保育がご利用いただけるようになりました。

まずはお電話か、ネットでご予約ください。

 

▼一時保育実施要領

対象者: 大阪弁護士会館での法律相談・弁護士紹介をご利用の方

時間: 法律相談中及び前後15分(午後1時~4時の相談枠対象)

 

対象児童: 0歳から未就学児まで

費 用: 無料

利用方法: 事前予約制

(但し、保育枠が空いている場合は当日のお申込みも可能です)

問合せ先:0570-078302(おなやみぜろに) 又は 06-6364-1248

 

 

詳しくは大阪弁護士会HPをご覧ください。

2014年5月29日 (木)

人生の転機

気が付くとブログの担当が回ってきておりました。
さて、何を書くべきか、悩んでおりました。
ネタがない・・・

そうしたところ、先週は自宅引越しでバタバタしておりました。
妻が7月に出産予定なので、妻の実家に近い場所に引越しした次第です。
で、この後の予定を考えておりました。
7月には子ども出産、10月には私が独立する予定とイベントが続くのです。

自宅購入&引越し、初めての子どもを授かること、事務所独立

そうなのです、よくよく考えると、今年は私にとって転機の年なのです!!!

そこで、今後を占う上で、おみくじをしてみました。
なんと、「凶」でした!生まれて初めての「凶」!

占いを吹き飛ばすくらい、気合を入れて、あとの下半期を頑張ります!!!

2014年5月28日 (水)

司法試験予備試験

過日,司法試験の予備試験の択一試験が終わりました。これに合格した人が7月に論文試験を受け,さらにその合格者は10月に口述試験も受けます。そうして決まる最終合格者は,法科大学院を修了しなくても,司法試験の本試験を受験できます。

 

私は,去年までの3年間,司法試験予備試験の民法の考査委員をしていました。その話をします。守秘義務がありますから,面白い話はしませんし,受験の役に立つ話でもありません。

 

私たちの仕事は,論文試験の問題作りから始まりました。各考査委員が持ち寄った案の中からベースを選び,それを練り上げて完成させます。私は,次に述べる採点よりも,いくつかの理由から,問題作成のほうを辛く感じました。

辛さの理由の1つ目は,問題作りそのものの難しさです。慣れている学者の先生方と違い,私は問題作りにいつも苦心しました。特に司法試験の問題の場合,学内の試験などとは違う特有の大変さや制約もあります。

5月3日の憲法記念日にちなんで、5月10日(土)に究極の人権侵害である「えん罪」を考えるイベントが大阪弁護士会館で開催されました。              

yue_shu_posuta.jpg

 

2014年5月26日 (月)

刑事弁護人のあり方

例の事件で,担当していた刑事弁護人がいろいろ言われているようです。

その中で気になったのが「弁護士は,黒いものも白いという,非常識なやつだ。」というような論調です。

果たしてそうでしょうか?そもそもの刑事訴訟のシステムが理解されていないように思います。

 

まず,刑事裁判では,起訴をした検察官の側で,起訴した内容について,証明する義務があり,証明しきれないときは,無罪になります。

ですので,弁護人は,「白い」と主張する必要がありませんし,せいぜい「黒ではない疑いがある」という程度でかまわないのです。

 

では,弁護人が「黒だ」と思ったときはどうするべきなのでしょうか。

被告人が自分のやっていることを認めている場合は「黒」であることを前提に弁護活動を行っても問題がありません。

被告人が自分のやったことだと認めていない場合はどうでしょう?「黒ではない疑いがある」という主張もできないのでしょうか?

最近のコメント

«  
  »
 
 
 
1
 
2
 
3
 
4
 
5
 
6
 
7
 
8
 
9
 
10
 
11
 
12
 
13
 
14
 
15
 
16
 
17
 
18
 
19
 
20
 
21
 
22
 
23
 
24
 
25
 
26
 
27
 
28
 
29
 
30
 
31
 
 

アーカイヴ

リンク

大阪弁護士会 総合法律相談センター
rss2.gif