お客様のために
F1グランプリという自動車レースがあります。
ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸と世界中を転戦する自動車レースの最高峰です。
先週の週末に、鈴鹿で日本グランプリが開催されました。
その、予選が行われる予定であった土曜日の話。
チリの希望、アメリカの失望
今、日本の裏側で、ゆっくりと、でも着実に命の確認がなされています。
チリの落盤事故で閉じこめられた作業員の方々が次々と救出されています。
本当によかったですね。
この70日間、閉じこめられたご本人も、その家族の方々も、本当に大変な思いをされていたことでしょう。
でも、彼らは決してあきらめず、常に「希望」をもって無事生還できることを信じていました。
そして、その「希望」が現実となった彼らは、喜びを体いっぱい表現しています。
単純に「すごい」と思います。
自分なら、早い段階で「絶望」し、幸い助かったとしても、喜びを表現する余裕すらなく、ぐったりと崩れ落ちるだろうと思います。
今日中には全員が救出されるようです。
遠い地球の裏側から、彼らの生還を祈りましょう。
反面、とても残念なニュースを耳にしました。
ジャネーの法則
まだまだ日中は半袖でもいけそうな陽気ですが、朝晩はずいぶん涼しくなりました。
それもそのはず、気づけばもう10月です。
これから年末にかけて、「ずいぶん涼しくなりましたねぇ。」と同じく無難な挨拶として使用される言葉に「もう年末ですね。1年が経つのは早いですねぇ」という類の言葉があります。
自分でも1年が経つのは早いなぁと感じることもありますが、決まって年長の方と話をしていると、そういうことをよく聞きます。
歳をとるにしたがって1年が経つのが早くなるということもよく聞きます。
当然、誰にとっても1年1か月1時間1分1秒は同じであり、その時間の長さに差が出るのは相対性理論の世界にならない限りあり得ません。
でも、確かに歳をとればとるほど昔より1年が早い気はしますよね。
では、誰にとっても同じはずの時間が、歳をとると早く過ぎると感じるのはどうしてでしょうか。
これをまじめに研究して法則として提唱した人がいました。
ペットのこと
動物はいいですね〜。
荒れ模様な心を癒してくれます。
とってもペットを飼いたいのですが、朝から夜遅くまで自宅には誰もいないので、現在は泣く泣く諦めています。というか、この先いったいいつになったらペットが飼えるんだろうか・・・
実家には猫が1匹います。
私が大学生のころに、大阪市動物管理センターが主催する譲渡会(飼い主がいない犬や猫を引き取ることができる会)に参加し、お引き取りしてきた猫です。
出会った当時は、それまでどんな生活をしてきたのか、ひげは切られ、やせ細り、鼻水をたらし、身体はノミだらけといったひどい姿でした。
引き取ってからしばらくは、とっても警戒心が強い猫でしたが、しだいに我が家になじみ、家族の一員となるのにそう時間はかかりませんでした。
とってもかわいがっていたのですが、司法試験合格後1年半の司法修習で実家を離れ、弁護士としての勤務開始後も実家を離れてしまったため、どうやら私は忘れられつつあるようです(泣)。
祝 新聞協会賞受賞
ノーベル化学賞に日本人二人の受賞が決まったとの報道と共に、大阪司法記者クラブ加盟の朝日新聞が、大阪地検特捜部証拠改竄疑惑の一連の報道で新聞協会賞受賞追加決定との報道がなされていました。
広報委員会の委員や弁護士会の役員を務めていた関係もあって、司法記者との付き合いはいつの間にか長くなりました。しかし、その間、大阪の記者が新聞協会賞を受賞したとの報には何度か接したものの、司法記者クラブの記者が中心の報道で受賞したとの報は久しくなかったはずです。
他の記者クラブも似たり寄ったりなのかもしれませんが、裁判所内にある司法記者クラブの部屋はさほど大きくありません。隣の部屋との境は薄い仕切り一枚。隣の声を聞こうとしなくても聞こえるような環境の中、加盟各社の記者が肩を寄せ合うがごとくひしめきあいながら、日々抜きつ抜かれつの仕事をされています。