少年院での法教育授業
先日,「デートDV」についての法教育授業を,
少年院で行ってきました。
少年院での法教育事業は,少年院側のニーズがあり,
大阪弁護士会法教育委員会と子どもの権利委員会が,
法テラスとコラボして実現した企画です。
デートDVとは,交際相手からの暴力のことをいいます。
特に,若年層の交際相手からの暴力についての
啓発活動の意味が込められている言葉だと思われます。
いわゆるDV防止法が昨年改正され(今年1月施行)
(「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」),
これまでは,配偶者又は元配偶者からの暴力を
適用対象としていたものが,
生活の本拠を共にする交際(婚姻関係における
共同生活に類する共同生活を営んでいないものを除く。)
をする関係にある相手からの
暴力及びその被害者についても,
DV防止法の適用の対象となりました。
「棚橋選手は、なぜ新日本プロレスを変えることができたのか」
大阪弁護士会広報室の小島です。
大阪弁護士会の会員向け月刊誌「月刊 大阪弁護士会」9月号の「オピニオンスライス」に、「新日本プロレス」の手塚要社長と棚橋弘至選手が登場!
―棚橋選手は、なぜ新日本プロレスを変えることができたのでしょうか―
是非ご覧ください(PDFファイル)
http://www.osakaben.or.jp/newsletter/db/pdf/2014/oba_newsletter-8.pdf
友達の女の子、男が束縛 交際やめさすには-<法律のツボ>
「デートDV」 無料電話相談を
Q. 友達の女の子が、交際中の男に束縛されています。毎日決まった時間に電話をさせられ、少しでも遅れれば「ぐず」と罵倒されるそうです。「おまえに生きている価値はない」と言われ、見るに堪えないほど痩せてしまったこともありました。それなのに、友達は「私が悪いの」と言って、交際をやめません。どうにかできませんか。
A. ご友人は、恋人に支配されてしまっているようですね。この男性がしていることは、ある種の暴力です。いわゆる「ドメスティックバイオレンス(DV)」に当たります。
DVと言えば、殴る、蹴るといった身体的な暴力を思い浮かべる方が多いでしょう。ですが、「暴力」には精神的、性的、経済的なものなどさまざまな形があります。
精神的暴力とは、例えば▽怒鳴る▽バカにする▽無視する▽行動を監視・制限する▽服装や髪型を強制する-行為のことです。
DV防止法は、こうした精神的暴力も防ぐべきものと規定しています。
お月見の話
今年の大阪では、
猛暑日、つまり最高気温 が35度以上の日が
1日もなかった8月だったそうです。
そんな実感は、まったくありませんけれども。
9月に入って、朝夕、
いっきに涼しくなったように感じます。
ちょっと早いようにも思いますが、
夏が過ぎると、お月見の季節です。
今年の「十五夜」・「中秋の名月」は、9月8日ということで、
もう間もなくですね。
お月見の日は、旧暦で決まるため、
毎年同じ日にはなりません。
ですので、今年のお月見はいつだったっけ?
となるわけです。
一方、「仲秋」という呼び方もあります。
広辞苑によりますと、
・「中秋」は陰暦8月15日の称、
・「仲秋」は秋の3ヶ月の真ん中の意味で、陰暦8月の異称、
とされています。
8/21 大阪弁護士会館に文楽がやってきた! ~文楽三業の役割解説とミニ公演~
大阪弁護士会広報室の小島です。
先月8月21日、 大阪弁護士会館に文楽がやってきました。
(ミニ公演『牛若丸・弁慶 五条橋』)
当日は、第1回公演に356名、第2公演に335名ご参加いただきました。
三業(太夫、三味線、人形)による役割解説もあり、初めてご覧になる方も、『文楽』を身近に感じることが出来たのではないでしょうか。