弁護士報酬
今年の6月に独立して以降、事務所での法律相談や、ご本人に代わって通知書などの文書を作成したりする機会も増えました。
自分の知識や経験を活かして、その場で端的に直接的にお役に立てる(はずの)貴重な機会です。
まとまった報酬をいただけるというものではありませんが、代理人としての継続的な活動とはまた違った魅力があります。
弁護士に依頼するというと、高額な着手金を支払って代理人として相手方との交渉や法廷活動を行ってもらうというイメージがあるかもしれませんが、それに限らず、法律相談はもちろんのこと、ご本人の代わりにご本人のお名前での内容証明郵便や訴状などの文書を作成することも弁護士の通常の業務の範囲内です。
そういった方法を活用すれば、例えば、相手方に請求する金額がそれほど大きくなくて、正式に弁護士に依頼すると費用倒れになるようなケースでも、法律相談と文書作成の組み合わせで、数万円の費用で弁護士を利用することも可能でしょう(もちろん事案の難易や複雑さによって増減があり得ます)。
勇気
先日来,立て続けに,裁判員を経験された方の体験談をうかがう機会がありました。
前回の投稿で,大阪弁護士会主催のシンポジウムをご紹介しましたが(http://www.osakaben.or.jp/blog/posts/59/entry/586),裁判員経験者8人が参加された大阪地方裁判所主催の意見交換会も,傍聴に行ったのです。
裁判員を務めた後,「あんな経験,二度としたくない」と思われた方が,こういうイベントに参加されることは,まずないでしょう。
被告人からの手紙
刑事事件の仕事をしていると、ちょくちょく、被疑者・被告人から手紙をいただくことがあります。
民事事件の依頼者は、こちらと連絡を取りたければ、打合せ・電話・メール等々、いくらでも手段がありますが、身柄を拘束されている被疑者・被告人が、彼らの意思をこちらに伝える手段は主に手紙しかありません。
被疑者・被告人の個性にもよりますが、筆マメなタイプの方だと、かなり頻繁に手紙が来ます(経験上としては、女性の被疑者・被告人のほうがよくお手紙を下さるような気がします。)。
他愛ない話であったり、面会へのお礼であったり、公判への不安であったり、手紙の内容も様々です。
被疑者・被告人にとっては、弁護人は外部との唯一の窓口でもあるので、手紙を書くことが気分転換にもなるのかもしれません。
全国法曹サッカー大会
八十です。
またまた、サッカーの話題です。
去る11月6,7日、大阪府堺市にある堺ナショナルトレーニングセンターで、第23回全国法曹サッカー大会が開催されました。
私も、大阪弁護士会サッカー部のメンバーの一員として参加してきました。
全国法曹サッカー大会は、年1回開催され、サッカー好きの全国の法曹関係者が、楽しみにしている大会です。
北海道、東北、東京、横浜、静岡、名古屋、京都、神戸、広島、九州、大阪から、合計18チームが参加して行われました。
業務の関係上、2日間で各チーム5試合(15分ハーフ又は20分ハーフ)の試合を行わなくてはならないという非常にハードな日程です。
参加者は、弁護士が殆どですが、裁判官、検察官、司法修習生、弁護士会の職員などもいます。