大阪弁護士会の活動

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セミナー「変わるデザイン保護戦略」報告

平成27年8月24日,大阪弁護士会館にて,大阪弁護士会・日本知的財産仲裁センター関西支部・日本弁理士会近畿支部の共催により,「変わるデザイン保護戦略 ~ デザイン戦略の立案,権利取得から紛争解決まで ~」が開催されました。

本セミナーは,今般の商標法改正により,「音」や「動き」といったいわゆる新しいタイプの商標が認められることになったことを契機に,これが実務にいかなる影響を与えるかという大きな視点に基づき,企画されたものです。
その観点から,日本知的財産協会商標委員長である本田順一氏(大塚製薬株式会社知的財産部)からは「企業のデザイン・ブランド戦略~新しいタイプの商標出願事例からの考察~」,日本弁理士会意匠委員長である松井宏記弁理士からは「デザイン・ブランド保護のための最新の戦略的出願方法」というテーマで講演いただきました。

また,大阪市立大学法科大学院特任教授である松村信夫弁護士からは,商標法あるいは意匠法による登録の無いデザインの保護,という観点から,「非産業財産権によるデザインの保護」というテーマで講演いただきました。
最後に,日本知的財産仲裁センター関西支部副支部長である小池眞一弁護士から,「知的財産紛争の紛争解決方法 ~JIPACの活用法~」というテーマで講演いただきました。

講演会当日には企業担当者・弁護士・弁理士あわせて合計172名の方にご参加いただき,盛況のうちに終わりました。

セミナー「変わるデザイン保護戦略」報告

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