大阪弁護士会の活動

平成29年度 役員就任のご挨拶


会長 小原 正敏

副会長 金井 美智子

副会長 谷 英樹

副会長 山川 良知

副会長 島尾 恵理

副会長 中森 亘

副会長 折田 啓

副会長 橋口 玲

 私たち8名は、このたび平成29年度の大阪弁護士会の会長及び副会長として、4月から1年間、大阪弁護士会の運営を担っていくことになりました。
 そこで、私たちの抱負の一端を述べ、皆様への私たちのご挨拶とさせていただきます。

あなたを一人にしない。私たちがいる。世話やき宣言!

社会が複雑化している今日、弁護士・弁護士会に対するニーズも、益々多様化してきています。

家庭にあっては、高齢者・障害者支援、DV・離婚やひとり親問題、職場にあっては、長時間労働・賃金格差、様々なハラスメント、社会にあっては、環境問題・消費者問題・貧困問題、さらには企業の事業承継・国際進出等の様々な課題が存在しています。私たちは、法律の専門職として弁護士・弁護士会が、それらの課題に的確に応えることにより、社会に役立つ存在でありたいと考えています。

私たちのスローガンは、「あなたを一人にしない。私たちがいる。世話やき宣言!」です。私たちは、社会と市民に常に寄り添い、法律専門職として世話をやかせていただくことを通じて、社会に貢献して参ります。

利用者の立場に立った業務の充実と拡大を図ります

弁護士・弁護士会が社会から信頼されるためには、社会と利用者の法的ニーズに的確に対応することが重要です。そのためには、弁護士・弁護士会が提供する法的サービスを充実・拡大するとともに、質的にも高めることが求められます。そこで、次の2点に取り組み、社会のニーズに応える弁護士・弁護士会として活動して参ります。

(1)法的サービスの質的向上への取り組み

弁護士会の会員に対する研修をより充実させ、専門性を向上させることにより、社会や利用者が求める分野に対する質の高い法的サービスを提供できるようにします。そのため、会員に対する研修内容を充実させるとともに、eラーニングの活用等により、会員がそれぞれの環境に応じて研修を受けられるようにするなど研修機会も充実させ、弁護士が利用者のニーズにより的確に応えられるようにして参ります。

(2)業務の多様化への対応

現代社会における社会の法的ニーズは多様化・専門化してきています。また、これまでの弁護士業務は、裁判による紛争解決業務が中心でしたが、ADRの利用等による様々な裁判外紛争解決業務も重要になってきています。さらに、中小企業等の事業承継や取引契約書の作成、海外進出等の紛争解決業務以外の分野における法的ニーズも高まってきています。私たちは会員向け研修に加えて外部機関や隣接専門職との連携を一層進め、これらの様々な法的ニーズに応えられる体制づくりに取り組みます。

社会的課題への対応を通じて社会貢献を進めます

近年、高齢者・障害者支援、貧困問題・ひとり親の自立支援、さらにはストーカー・DV被害者、児童虐待を受けた児童への支援等が社会的に重要な課題となっています。

私たちは、弁護士会として、これらの課題に積極的に取り組むため、弁護士の支援を必要とされている方々のもとに弁護士が出かけて行く、アウトリーチによるアプローチを今年度も進めます。また、これらの課題に取り組んでいる地方自治体等との連携を進めるとともに、総合法律支援法の改正を踏まえて、法テラスとの協力・連携を一層強化したいと考えています。これらの課題に対応することにより、社会に貢献して参ります。

より身近な弁護士会に

私たちのスローガンは、「あなたを一人にしない。私たちがいる。世話やき宣言!」です。これを実行するため、これまで述べた様々な取り組み、活動をして参りますが、これらの取り組みの成果を社会に行き渡らせるためには、弁護士・弁護士会の活動や存在を、より多くの市民の皆様に知っていただくことが大切であると考えています。そこで、弁護士会の市民向けホームページの構成・内容を一層分かりやすく、充実したものにし、皆様に役立つ弁護士・弁護士会についての情報を発信して参ります。また、それに加えて各種イベントに皆様とともに参加する等、様々なメディアを活用し、弁護士・弁護士会の存在を皆様に知っていただく取り組みを進めて参ります。

基本的人権を大切に

弁護士・弁護士会は、基本的人権の擁護と社会正義の実現をその使命としています。社会には現在もこれに反する動きがありますが、弁護士会として、基本的人権が具体的に侵害され、またはそのおそれがあるときは、その救済のための支援活動を積極的に進めます。また、そのような動きに対しては、タイムリーにそれに反対するための意思表示や取り組みをして参ります。

以上のとおり、私たち大阪弁護士会の正副会長は、本年度「あなたを一人にしない。私たちがいる。世話やき宣言!」をスローガンに、市民・社会への世話をやかせていただき、そのニーズに的確に応えられるよう精一杯努めていく所存です。

皆様のご理解とご協力を心からお願いいたします。

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